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築20年マンションの大規模修繕は必要?1回目後の点検・2回目準備・設備更新の確認方法

時期・周期・進め方 2026.07.30 (Thu) 更新

築20年マンションの大規模修繕は必要?1回目後の点検・2回目準備・設備更新の確認方法

 

今回は

『築20年マンションの大規模修繕は必要?1回目後の点検・2回目準備・設備更新の確認方法』

をご紹介させて頂きます!

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築20年マンションだからといって、直ちに全面的な大規模修繕が必要とは限りません。築12~15年前後で1回目を終えた建物では中間点検と2回目準備が中心となり、築17~18年で1回目を行った建物では、竣工後点検や保証対応の確認が中心となる場合があります。

反対に、1回目をまだ実施していない、過去の工事範囲が限定的、漏水や外壁の不具合が続いている場合は、築20年でも全面的な工事計画を検討する可能性があります。工事回数や築年数だけでなく、前回の施工範囲、現在の劣化、設備更新履歴、資金を照合することが重要です。

本記事の対象

20~50戸程度を中心とする低層・中層の分譲マンション、一棟所有の賃貸マンションを想定しています。タワーマンションや超高層ビル特有の工法を扱う記事ではありません。

建物築年数建物が完成してからの経過年数
前回工事後の年数1回目大規模修繕からの経過年数
設備・部分修繕の年数設備交換や部分補修からの経過年数
準備期間調査、資金、合意形成から着工までの期間
築20年時点の基本:1回目の結果確認→保証・点検記録→現況確認→部分修繕・調査・経過観察の分類→設備更新→長期修繕計画と積立金→2回目の準備時期、の順で整理します。

 

目次

築20年マンションは直ちに大規模修繕が必要?

築20年という年数だけで、外壁塗装、防水、シーリング等を全面的に再施工するとは決められません。最初に、1回目の実施年、工事範囲、見送り範囲、その後の点検・補修・不具合を確認します。

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築20年時点の状況主な確認対応の方向
築12~15年前後で1回目を実施前回から5~8年程度、保証後の状態、部分補修中間点検、必要な部分修繕、2回目準備
築17~18年前後で1回目を実施竣工後点検、保証申告、完成図書、未完了指摘保証・点検対応を優先
1回目を未実施延期理由、外壁安全性、漏水、劣化、資金診断後に全面工事を含めて検討
部分修繕を複数回実施施工年、区画、工法、数量、重複・未施工範囲実際の施工範囲を再構成

築年数別の全体像は、築年数別に見る大規模修繕の進め方も参考になります。

 

築20年は何回目の大規模修繕になる?

築20年は必ず2回目ではありません。1回目を早めに実施した建物では2回目までの中間段階となり、周期を延ばした建物では1回目の直後となることがあります。

建築
1回目工事
保証・定期点検
築20年の中間確認
部分修繕・設備更新
2回目準備

「大規模修繕」という名称がなくても、屋上防水、外壁補修、鉄部塗装等を別年度に実施している場合があります。工事名称ではなく、実際に施工した区画を確認します。

 

建物築年数・前回工事年・設備年齢を分ける

建物全体を一律に築20年として扱うと、交換済み設備まで古い設備として判定してしまいます。

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対象施工・更新例築20年時点の見方
建物築20年建築年と全体履歴を登録
1回目大規模修繕築13年に実施工事後7年として点検
屋上防水築17年に部分補修補修後3年の区画として確認
給水ポンプ築18年に交換交換後2年の設備として確認
インターホン建築当初から使用設置後20年の設備として確認

 

最初に1回目大規模修繕の資料を集める

前回工事を実施したという記録だけでは、中間点検や2回目準備に必要な情報が不足します。契約時と完成時の資料をそろえます。

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資料区分主な資料確認目的
建物基本資料竣工図、建築年、構造、外壁・防水仕様、設備一覧建物と設備の基礎情報を確認
契約資料請負契約書、見積書、仕様書、数量表、図面予定した範囲・仕様を確認
施工資料施工計画書、工程表、工事写真、日報実際の施工工程を確認
検査・変更検査、是正、変更契約、追加・減額資料完成数量と指摘対応を確認
引渡し後完成図書、保証書、1年点検、定期点検保証・点検・次回確認へ引継ぐ

修繕履歴の残し方は、大規模修繕の修繕履歴・完成図書も確認してください。

 

前回の完成図書が残っていない場合

資料不足を記憶や推測だけで補いません。管理組合保管庫、現在・過去の管理会社、施工会社、設計・監理会社、総会議案書、議事録、会計資料等を確認します。

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資料確度状態台帳上の扱い
原本確認済み契約書、図面、写真等の原本を確認確認日と保管場所を登録
写し確認済み原本の複製を確認原本所在を継続確認
議事録・会計で確認工事実施や支払いは確認できる施工範囲は別途確認
関係者の説明当時の役員等から聞き取り説明として記録し事実と分ける
推定・未確認根拠資料を確認できない今回の調査対象に設定

 

1回目で施工した範囲・見送った範囲を確認する

1回目の工事範囲を、外壁、防水、鉄部、建具、外構、設備へ分けます。見送った区画や、足場設置後に数量を減らした区画も記録します。

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工事項目施工済みとして確認する内容見送り・未確認として残す内容
外壁・タイル補修位置、数量、塗装、使用材料未調査面、部分補修、数量不明区画
シーリング打替え・増し打ち、目地位置、材料施工対象外目地、サッシ周り
防水屋上、バルコニー、廊下、端末、ドレン部分施工、既存層を残した区画
鉄部・金物扉、手すり、架台、支持金物腐食部材、交換見送り箇所
設備・その他照明、建具、外構等の実施工範囲別途工事、未更新、履歴不明設備

 

保証終了と次回修繕時期は同じではない

保証が終了したから全面修繕が必要とは限りません。反対に、保証期間内だから劣化や不具合が発生しないとも限りません。

工事引渡し
保証期間
1年・定期点検
保証終了後の点検
劣化・履歴から修繕判断

保証対象工種、対象区画、免責、申告期限、点検結果、未対応指摘を確認し、次回点検日を設定します。1年点検は大規模修繕の1年点検も参考になります。

 

1年点検・定期点検の指摘と是正を確認する

「点検実施済み」という記録だけで完了とせず、指摘、是正、再検査、経過観察まで追跡します。

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点検項目確認内容
点検条件対象区画、点検日、点検者、方法、立会者
指摘位置、症状、写真、工事項目、保証対象の確認
是正方法、施工日、材料、担当者、完了写真
再検査再検査日、結果、未完了、追加対応
経過観察観察理由、比較写真、再確認日

 

築20年時点で外壁・タイル・シーリングを確認する

1回目で補修した区画と、新たに劣化した区画を分けます。地上から見えるひび割れやタイルの割れだけで、建物全体の状態を判断しません。

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対象主な確認項目履歴との照合
外壁下地ひび割れ、浮き、欠損、爆裂、錆汁、漏水前回補修区画、再発、新規劣化
タイル浮き、割れ、欠損、剥離、目地、色・寸法前回数量、張替え位置、予備タイル
外壁塗装剥がれ、膨れ、チョーキング、汚れ前回塗料、下地、施工面
シーリング破断、剥離、硬化、痩せ、サッシ周り打替え・増し打ち、施工対象外目地

全面的な外装改修を検討する場合は、仮設足場による近接確認、数量確定、施工、検査、是正、写真記録を同じ条件で反復できる計画を重視します。タイルとシーリングは、大規模修繕のタイル補修大規模修繕のシーリング工事も確認してください。

 

屋上・バルコニー防水と鉄部を確認する

防水表面がきれいに見えることだけで、防水性能や下地状態を断定しません。鉄部は外壁全体を施工しない時期でも、部分修繕が必要になる場合があります。

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対象主な確認項目対応の例
屋上防水膨れ、破断、摩耗、立上り、端末、ドレン、水たまり部分補修、調査、次回更新候補
バルコニー・廊下表面摩耗、排水、ひび割れ、浮き、傷住民申告と現地確認を照合
鉄部錆、塗膜剥離、腐食、ボルト、溶接部局部塗装、部材交換、経過観察
金物手すり、架台、配管支持部、固定状態安全性を優先して確認

防水工事の確認項目は、マンション大規模修繕の防水工事も参考になります。

 

建物築年数と設備の使用年数を分ける

築20年では、建築当初から使う設備と、すでに交換した設備が混在します。外装と無条件に同時更新せず、設備ごとに設置年、故障、保守、部品供給を確認します。

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設備主な確認計画上の扱い
給排水ポンプ・配管交換年、故障、漏水、能力、保守点検、専門調査、年度別更新
電気・消防設備点検、容量、劣化、法定検査、部品専門業者との別工事を含めて確認
インターホン・防犯設備設置年、配線、故障、部品供給外装と工程連携するか判断
エレベーター・駐車設備保守、制御、安全装置、部品供給メーカー・専門業者と更新計画
共用照明・自動ドア交換頻度、制御、機器構成、保証修理、交換、新設を分ける

設備更新全体の進め方は、マンション設備更新の進め方も確認してください。設備によって専門資格、メーカー対応、保守契約が必要となるため、すべての設備工事を一社だけで完結できるとは限りません。

 

緊急対応・部分修繕・調査・経過観察・2回目工事を分ける

築20年時点の確認結果を、「工事する・しない」の二択にしません。次の5区分で整理します。

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対応区分主な判断管理事項
直ちに対応落下・剥離、漏水、設備停止、進行性の劣化安全措置、原因確認、承認、完了
部分修繕範囲と原因を限定できる補修区画、数量、工法、保証、再確認日
調査原因不明、過去施工不明、設備劣化調査方法、担当、期限、次の判断
経過観察劣化が軽微で比較可能写真、測定値、再確認日
2回目へ足場や複数工程をまとめる合理性がある調査候補年、仕様、概算予算

経過観察には必ず再確認日を設定します。部分修繕で全面工事を永久に回避できるとは限らず、反対に部分修繕が無駄とも限りません。

築20年時点の点検結果を5つの対応区分へ整理します

築年数だけで全面工事を決めず、1回目の施工区画、保証・点検、部分修繕、設備更新、再確認日を分けることが重要です。

建物、棟、面、区画、前回工事、劣化、部分修繕、経過観察、2回目候補を共通管理番号でつなぎ、今行う工事と次回へ引き継ぐ工事を確認できる状態へ整理します。

築20年マンションの点検・修繕計画について相談する

 

部分修繕だけでよい場合・全面修繕を検討する場合

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確認区分部分修繕を検討する状態全面的な計画を検討する状態
劣化範囲区画が限定され原因を確認できる複数面・複数工種へ広がっている
安全・漏水局部対応後に再確認できる落下、漏水、不具合が複数区画で続く
前回工事施工範囲と履歴が明確未施工範囲が広い、施工不明区画が多い
仮設限定足場等で安全に対応できる全面足場で調査・施工・検査する合理性がある
設備・計画外装と別年度で整理できる複数の外装・設備工事が重なる

築20年という年数だけを、全面修繕の前倒し理由にしません。劣化診断の進め方は、大規模修繕前の劣化診断も参考になります。

 

2回目大規模修繕の準備はいつ始める?

2回目工事の着工直前ではなく、資料整理、調査、資金、合意形成に必要な期間を考慮します。築20年時点では、着工年を確定するより、次回調査と準備開始時期を決めることが重要です。

履歴・資料整理
中間点検・設備調査
長期計画・資金見直し
修繕委員会等
仕様・見積・会社選定
総会・契約・着工準備

2回目工事で起きやすい課題は2回目の大規模修繕でよくある失敗、計画見直しは2回目大規模修繕の長期修繕計画も確認してください。

 

18年周期と築20年を混同しない

「18年周期へ延ばした」という表現には、建築から18年で1回目を行った場合と、前回工事から次回まで18年を予定する場合があります。

何を起点に18年か
延伸対象工事
点検条件
部分修繕条件
再判定日
設備は別に確認

周期延伸は、何もしない期間を延ばすことではありません。点検、記録、部分修繕、再判定を前提にします。一棟オーナーの周期延伸は、大規模修繕を18年周期へ延ばす判断も参考になります。

 

築20年で長期修繕計画を見直す

長期修繕計画の予定と、1回目工事・部分修繕・設備更新の実績を照合します。

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区分確認項目
計画情報作成日、最終見直し日、計画期間、予定年、予定金額
1回目実績工事年、実際の金額、追加・減額、見送り工事
中間修繕防水、鉄部、シーリング、漏水対応等
設備実績交換年、故障、保守、部品供給、次回更新
今後の計画2回目工事、設備更新、調査、予備費、工事後残高

計画上の予定年だけで着工を決めません。長期修繕計画の見直しは、長期修繕計画の見直し時期も確認してください。

 

2回目工事までの修繕積立金を確認する

築20年時点では、部分修繕と設備更新を行いながら、2回目工事後にも資金を残せるかを確認します。

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資金項目確認内容
現在資金修繕積立金残高、未収金、借入残高、承認済み支出
中間支出調査、部分修繕、漏水対応、設備更新
2回目準備診断、設計・監理、仮設、工事、予備費
今後の収入積立額、段階増額、均等積立、一時金等
工事後残高次回設備更新や緊急修繕へ残す資金

築20年時点で積立金を使い切る計画にせず、今後10年程度の工事候補を確認します。修繕積立金はマンションの修繕積立金、借入は大規模修繕ローンも参考になります。

 

1回目の工事費から次回予算を単純計算しない

1回目と2回目では、工事範囲、劣化数量、材料、工法、仮設、工期、設備更新、安全管理、設計・監理等が異なる可能性があります。

前回工事費へ物価上昇分だけを加えて次回予算を確定せず、現在の工事範囲と数量で概算を作り直します。一般的な費用の見方は、マンション大規模修繕の費用相場も確認してください。

 

居住者の漏水・不具合申告を履歴へ残す

漏水、外壁のひび割れ、タイル欠損、バルコニー床、サッシ周り、設備故障等の申告を、現地確認、原因、対応、再発へつなぎます。

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管理段階記録内容
申告日時、住戸・区画、症状、写真、発生条件
現地確認確認日、確認者、天候、周辺状態
原因確認済み、推定、未確認を分ける
対応応急対応、調査、補修、保険、保証
再発確認再確認日、再発の有無、2回目工事への引継ぎ

居住者の申告だけで原因を断定せず、確認結果と分けて記録します。

 

管理組合と一棟オーナーの判断方法の違い

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区分管理組合一棟オーナー・法人所有者
意思決定理事会、修繕委員会、総会所有者判断、社内稟議、法人決裁
資金修繕積立金、一時金、借入事業収支、借入、保有資金
計画長期修繕計画と区分所有者への説明保有方針、空室、賃料、売却計画
対象者区分所有者、居住者、賃借人入居者、金融機関、社内関係者
税務・会計一般の修繕計画と会計処理を中心に確認修繕費・資本的支出等を専門家へ確認

一棟オーナーの2回目工事は、一棟オーナーの2回目大規模修繕も参考になります。

 

築20年から築30年までの管理計画

次の時間軸は一例であり、すべてのマンションへ自動的に適用するものではありません。

築20年
履歴・中間点検・資金確認
築21~23年
部分修繕・設備更新
築24~26年
調査時期・概算予算
築27~30年
仕様・見積・総会・施工

実際の時期は、前回工事年、劣化、設備、資金、合意形成によって前後します。

 

築20年で建て替えを判断してはいけない理由

築20年であることだけを理由に、建て替えを促すことはできません。建て替えには、構造、耐震性、法令、土地利用、事業性、権利調整、合意形成、仮住まい、資金等の別論点があります。

本記事では、建物を継続使用するための中間点検、部分修繕、設備更新、2回目大規模修繕の準備を中心に扱います。

 

ワンリニューアル式の中間点検・2回目準備管理台帳

「築20年マンション・中間点検・2回目準備管理台帳」を作成し、築年数確認から次回修繕までを9段階で管理します。

建物年齢登録
建築年、棟、階、戸数、構造を登録
1回目履歴登録
施工年、区画、数量、保証、見送り範囲を登録
資料確度判定
原本、写し、説明、推定、未確認を分類
中間点検
外壁、防水、鉄部、設備、不具合を確認
優先順位判定
安全、漏水、機能、劣化、美観を分類
対応区分
緊急、部分修繕、調査、観察、2回目へ分類
資金・長期計画
積立金、設備、次回工事、予備費を整理
2回目準備
調査、仕様、見積、発注時期を設定
次回確認
再点検日、候補年、引継ぎ資料を登録

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建物・履歴資料・点検劣化・対応設備・資金2回目準備引継ぎ
AGE-020-001
RNL-1ST-001
DOC-CHK-001
INS-MID-001
DET-001
RPR-PRT-001
EQP-HST-001
FND-001
RNL-2ND-001
REI-001
NXT-INS-001
DOC-AGE20-001
築20年
1回目は築13年
原本・点検記録確認済み部分修繕と経過観察設備更新・積立金見直し築24年に再調査候補完成図書へ継続保存

AGE-020-001、RNL-1ST-001、INS-MID-001等は、築年数、修繕履歴、点検、対応区分を関連付ける任意の内部管理番号例であり、行政・法令・業界の公式番号ではありません。

 

築13年で1回目を行った分譲マンションの匿名事例

築20年、5階建て、38戸の分譲マンションで、築13年時に外壁、タイル、シーリング、塗装、屋上防水、鉄部塗装を実施した匿名事例です。

築20年時点では、北面シーリングの一部劣化、屋上防水の小規模な傷、鉄部の局部的な錆を確認しました。外壁全体の著しい劣化は確認されず、給水ポンプは築18年時に交換済みでした。一方、インターホンは建築当初から使用し、機械式駐車場は部品供給を確認中でした。

INS-MID-001
中間点検
RPR-PRT-001
限定補修
SRV-001
設備・タイル調査
MON-001
外壁等を観察
RNL-2ND-001
築24年に再確認

シーリング、防水、鉄部は部分修繕とし、外壁塗装とバルコニー防水は経過観察にしました。長期修繕計画と修繕積立金を見直し、前回完成図書を電子化しました。この点検時期や対応区分は標準値ではありません。

 

築17年で外装工事を行った一棟賃貸の匿名事例

築21年、4階建て、24戸の一棟賃貸マンションでは、築17年時に1回目の外装工事を行っていました。外装工事から4年しか経過していない一方、インターホンの故障、共用照明の交換頻度、排水ポンプの履歴不明、空室での漏水跡が課題となっていました。

外装は中間点検
設備台帳を作成
空室漏水を個別調査
設備更新を年度別予算化
次回外装点検日を設定

外装の全面修繕は計画せず、設備更新を外装工事と無条件に同時実施しない方針としました。所有者は、工事判断、事業収支、税務・会計を分けて確認しています。

 

築20年マンションの大規模修繕でよくある質問

Q.築20年のマンションは大規模修繕が必要ですか?
A.築年数だけでは判断できません。1回目の実施年、施工範囲、保証・点検、不具合、設備更新履歴を確認し、部分修繕、経過観察、2回目準備へ分けます。
Q.築20年は何回目の大規模修繕ですか?
A.1回目後の中間段階となる建物がある一方、1回目を延期している場合や、築18年前後で実施した直後の場合もあります。
Q.築20年で2回目の大規模修繕を行いますか?
A.前回工事からの経過年数と建物状態によります。築20年という理由だけで2回目を決めず、点検、部分修繕、資金準備を確認します。
Q.1回目大規模修繕から何年で点検しますか?
A.保証書、点検計画、施工材料、建物状態によって異なります。1年点検等に加え、保証終了後も不具合と劣化を継続して確認します。
Q.保証が切れたら再度修繕が必要ですか?
A.保証終了だけでは決まりません。点検結果、前回工事範囲、劣化、漏水、長期修繕計画を確認します。
Q.築20年では設備も交換しますか?
A.一律には交換しません。設備ごとに設置年、更新履歴、故障、保守、部品供給を確認します。
Q.部分修繕だけでもよいですか?
A.劣化が限定的で原因と範囲を確認できる場合は、部分修繕と経過観察を組み合わせることがあります。再確認日と2回目工事での扱いを記録します。
Q.築20年で建て替えを考える必要がありますか?
A.築年数だけでは判断しません。構造、耐震性、資金、将来利用、事業性、合意形成等を別途確認します。

 

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まとめ

築20年マンションだからといって、全面的な大規模修繕が直ちに必要とは限りません。また、築20年が必ず2回目になるわけでもありません。

建物築年数、1回目工事からの経過年数、部分修繕からの経過年数、設備の使用年数、次回工事までの準備期間を分けて確認します。前回資料では、施工した区画だけでなく、見送った区画、変更工事、指摘・是正、保証・点検も確認することが重要です。

築20年時点の劣化や不具合は、直ちに対応、部分修繕、調査、経過観察、2回目工事へ分類します。経過観察には再確認日を設定し、設備更新は外装工事と無条件に同時実施しません。

2回目大規模修繕の着工直前ではなく、履歴整理、建物調査、長期修繕計画、修繕積立金、設備更新、合意形成を早い段階から整理し、完成図書と中間点検結果を次回工事へ引き継ぎましょう。

1回目工事後の点検から2回目準備までを一つの台帳で整理します

建物築年数、前回工事、保証、点検、劣化、部分修繕、設備更新、修繕積立金、再確認日、2回目候補を関連付け、管理組合や一棟オーナーが今後の対応を追跡できる形へ整理します。

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