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マンション大規模修繕3回目の費用|設備更新・積立金・工事範囲の確認

費用・見積・資金計画 2026.07.24 (Fri) 更新

マンション大規模修繕3回目の費用|設備更新・積立金・工事範囲の確認

 

今回は

『マンション大規模修繕3回目の費用|設備更新・積立金・工事範囲の確認』

をご紹介させて頂きます!

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マンションの3回目大規模修繕では、外壁、シーリング、防水、鉄部などを再び修繕する費用に加え、給排水、電気、消防、インターホン、エレベーター、機械式駐車場などの設備更新が検討対象に入りやすくなります。

そのため、2回目の工事総額へ物価上昇分を加えるだけでは、3回目の予算を整理できません。過去の施工範囲、現在の劣化数量、設備の状態、仮設足場、調査・検査、修繕積立金を同じ条件で照合する必要があります。

3回目の大規模修繕費用は、前回工事費へ物価上昇率を掛けるだけでは算出できません。

外装・防水等の再修繕、補修数量の増加、設備更新、仮設工事、調査・設計・監理・検査、機能改善を分けて確認します。

ワンリニューアルでは、1回目・2回目の履歴、現在の劣化、今回数量、設備の継続使用・更新・先送り、第4回修繕への引継ぎを「第3回修繕・設備更新統合台帳」で管理します。

建物条件によって工事範囲・費用は異なります。本記事では、3回目の1戸当たり費用や一律の総額相場は設定せず、管理組合が見積条件と資金計画を整理する方法を解説します。費用削減を保証するものではありません。

 

1回目・2回目・3回目では確認の重点が変わる

修繕回数は工事内容を自動的に決める基準ではありませんが、過去の施工履歴や設備の経過年数を整理する入口になります。

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修繕回数確認の中心費用へ影響する主な要素
1回目竣工時仕様の確認、外壁・防水等の初回計画修繕初回補修数量、施工仕様、仮設条件
2回目1回目の工事品質・保証・再修繕範囲の確認前回施工範囲、劣化の進行、仕様変更
3回目外装再修繕と設備更新を統合して判断補修数量、設備更新、仮設、資金残高、次回計画

各回の全体的な違いは、大規模修繕の1回目・2回目・3回目の違いで整理しています。本記事では、区分所有マンションの3回目における費用形成と修繕積立金の確認へ絞ります。

 

3回目を築年数だけで判断しない

3回目を築年数だけで判断しません。「築40年前後」「3回目」という表現は検討の入口であり、工事範囲は前回工事の内容、現在の劣化、設備の残存使用期間、資金状況から決めます。

過去の工事時期 1回目・2回目の実施年と、前回工事からの経過年数を確認します。
外装・防水の状態 外壁、タイル、シーリング、防水、鉄部の劣化を確認します。
設備の状態 給排水、電気、消防、昇降設備の点検・故障履歴を確認します。
資金状況 修繕積立金、借入、一時金、工事後に残す資金を確認します。

築年数別の考え方は、築15年・30年・40年で変わる大規模修繕の進め方も参照してください。

 

3回目の費用を6区分に分ける

1.外装再修繕外壁、シーリング、塗装、防水、鉄部
2.数量増加ひび割れ、浮き、欠損、漏水、下地補修
3.設備更新給排水、電気、消防、昇降設備等
4.仮設・調査・検査足場、養生、調査、試験、写真、検査
5.設計・監理・管理診断、仕様書、監理、居住者対応
6.機能改善省エネ、防犯、防災、バリアフリー等

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費用区分主な工事項目確認する内容
外壁・防水等の再修繕外壁下地、タイル、シーリング、塗装、防水、鉄部前回施工範囲、現在の劣化、今回仕様
補修数量の増加分ひび割れ、浮き、欠損、鉄筋露出、漏水予定数量、足場後実数、実数清算
設備更新給排水、ポンプ、電気、消防、昇降設備点検、故障、部品供給、更新範囲
仮設・調査・検査足場、養生、仮設事務所、材料試験、検査範囲、期間、仕様、足場解体前確認
設計・監理・管理診断、設計、見積精査、工事監理、住民対応業務範囲、担当者、契約金額
機能改善・仕様変更省エネ、防犯、防災、手すり、共用部改修修繕か改善か、選択工事か、将来効果
3回目工事の総予算 外装・防水再修繕 + 補修数量増加分 + 設備更新 + 仮設工事
+ 調査・設計・監理・検査 + 居住者対応・記録 + 承認済み予備費 + 税

6区分を一つの「大規模修繕工事費」として混在させると、前回との差や設備更新による増額を説明しにくくなります。

 

前回総額と今回総額だけを比較しない

前回総額と今回総額だけを比較しません。前回より見積が高い場合でも、物価や人件費だけでなく、工事範囲、数量、仕様、設備更新、仮設期間、設計・検査の違いが影響します。

  • 消費税や価格基準時点が異なる
  • 材料や工法が変更されている
  • 補修数量の算定方法が異なる
  • 前回対象外だった工事が追加されている
  • 設備更新が新たに含まれている
  • 足場範囲や工期が変わっている
  • 居住者対応や検査記録が増えている
  • 保証条件や法令・基準への対応が異なる

前回に項目がなく今回追加された費用と、同じ項目で数量・単価が変わった費用を分けます。

 

1回目・2回目の完成図書を確認する

前回工事の範囲・数量・最終精算を確認します。過去の工事名と総額だけでは、今回の再修繕範囲を決められません。

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資料確認する内容
工事請負契約書契約範囲、契約額、工期、保証条件
見積書・内訳明細工事項目、数量、単位、単価、仮設費
仕様書・図面材料、工法、施工範囲、対象外範囲
補修数量・実数清算資料予定数量、施工数量、追加・減額
施工写真・検査記録実施区画、工程、検査、是正
完成図書・保証書完成日、保証対象、保証期間
アフター点検記録不具合、再補修、未解決項目
最終精算書契約額と最終支払額の差

資料が不足している場合は、総会議事録、決算書、支払記録、管理会社や施工会社の保管資料、現況調査を照合します。修繕履歴の残し方は、大規模修繕の完成図書・修繕履歴を残す方法も確認してください。

 

前回工事を5状態に分ける

「前回大規模修繕済み」という一文だけで、全区画・全部位が施工されたとは判断しません。

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前回の状態意味今回の確認
全面実施対象範囲を全面的に施工した施工年、仕様、現在の劣化
部分実施劣化箇所や特定区画だけを施工した未施工範囲と再修繕範囲
見送り調査したが工事を行わなかった見送り理由、現在の状態
対象外契約・仕様に含まれていなかった今回追加するか、別工事とするか
記録不明資料がなく施工状況を確認できない現況調査と周辺資料で再整理する

2回目工事の計画見直しは、2回目大規模修繕で長期修繕計画を見直す方法も参照してください。

 

補修数量が増える理由を確認する

3回目では、下地補修、タイル補修、鉄筋処理、防水下地等の数量が前回より増えることがあります。ただし、数量増加を直ちに前回工事の施工不良とは判断しません。

経年による増加 ひび割れ、浮き、欠損、鉄筋腐食、シーリング劣化などが進行している場合があります。
前回範囲による差 部分補修、見送り、対象外だった区画が今回対象になる場合があります。
調査方法による差 目視、打診、足場上の近接調査など、調査精度が異なる場合があります。
算定方法による差 設計数量、契約予定数量、実数清算数量が混在している場合があります。

日射、雨掛かり、方角、建物の動き、漏水履歴なども部位別に確認します。

 

見積時予定数量と足場後実数を分ける

見積時予定数量と足場後実数を分けます。3回目では、前回数量と今回契約数量だけでなく、仮設足場設置後に近接確認した実数を残します。

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数量段階確認方法費用上の扱い
長期修繕計画上の想定過去履歴や標準的な想定資金計画用の概算
地上・目視調査の概算足場設置前の調査予算・発注準備用
見積・契約時の予定数量設計図書・見積条件による数量契約条件と清算方法を確認
足場設置後の実数近接調査、打診、施工時確認追加・減額と承認根拠を記録

予定数量と実数数量に差が生じても、追加費用として自動的に承認せず、位置、数量、単価、契約上の清算方法を確認します。詳しくは、追加費用・実数清算・契約変更の承認方法を参照してください。

 

外装再修繕と設備更新を分ける

外装再修繕と設備更新を分けます。同じ総会や同じ工期で実施する場合でも、調査方法、工事会社、保証、停止計画、居住者への影響が異なります。

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区分主な対象確認の重点
外装再修繕外壁、タイル、シーリング、塗装、防水、鉄部劣化数量、施工仕様、足場、検査
給排水設備給水管、排水管、ポンプ、受水槽、バルブ管種、漏水、停止、住戸内立入り
電気・消防・通信照明、分電盤、消防設備、インターホン、カメラ点検、部品供給、停電、将来拡張
昇降・駐車設備エレベーター、機械式駐車場保守履歴、停止期間、利用状況
機能改善省エネ、防犯、防災、バリアフリー必要性能、選択工事、将来費用

インターホン、ポンプ、照明等は、インターホン・ポンプ・照明等の設備更新を分けて計画する方法も確認してください。

 

設備を更新・部分修理・継続使用・先送りに分ける

設備を更新・部分修理・継続使用・先送りに分けます。「古いから交換する」「まだ動いているから先送りする」という二択では判断しません。

設備状態を確認 故障・点検・部品供給を確認 全面更新 部分修理 継続使用 次期先送り

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判断確認条件記録すること
今回全面更新故障、劣化、部品供給、次回までの継続性更新範囲、停止期間、契約、保証
今回部分修理不具合箇所が限定され、他部分を継続使用できる修理範囲、残存部分、次回点検
継続使用点検結果と維持管理条件を確認できる点検頻度、故障時対応、更新候補時期
次期先送り今回実施しない理由と将来対応を説明できる先送り理由、応急措置、次回予算

設備更新を次回へ送る場合は、故障時の対応、点検頻度、次回確認日を長期修繕計画へ戻します。

 

給排水・電気・消防・昇降設備を個別に確認する

給排水設備

管種、施工時期、改修履歴、漏水、赤水、詰まり、ポンプ、受水槽、共用管・専有管の区分を確認します。外壁工事と同じ見積書へ含める場合も、責任範囲、断水、住戸内立入りを分けます。

給排水管の検討方法は、給水管・排水管改修を大規模修繕と一緒に考える方法も参照してください。

電気・消防・通信設備

共用照明、分電盤、幹線、非常照明、誘導灯、自動火災報知設備、インターホン、オートロック、防犯カメラ等を確認します。点検結果、故障履歴、部品供給、停止時間、将来拡張を分けます。

エレベーター

保守契約、制御部、巻上機、かご、扉、停止期間、代替動線、利用者への配慮を確認します。外装工事と同時期でも別契約・別決議となる場合があります。

機械式駐車場

故障履歴、利用台数、空き区画、更新、部分修理、平面化、撤去などを比較し、車両移動と将来利用を確認します。

 

3回目でも仮設足場を作業基盤として確認する

仮設足場・調査・検査費を確認します。3回目の全面的な大規模修繕では、過去の補修箇所と現在の劣化を近接して調査し、複数工種の施工、検査、是正、写真記録を同じ条件で反復するため、連続した作業床を確保する仮設足場を原則として検討します。

  • 足場範囲と建物形状
  • 増築部分や追加設備との干渉
  • 屋根、塔屋、バルコニー
  • 店舗、駐車場、駐輪場、植栽
  • エアコン室外機や設備配管
  • 防犯、養生、居住者動線
  • 設備更新との工程重複
  • 工期延長や足場残置
  • 足場解体前の検査

前回足場費と今回足場費は、面積、設置期間、仕様、干渉物、居住者対応をそろえて比較します。足場解体前の確認は、足場解体前に管理組合が確認する項目も参照してください。

 

3回目の見積を5分類で比較する

前回と今回の見積を、同じ列へ並べて比較します。

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分類内容差額確認
A.継続して必要な工事外壁、防水、シーリング等の周期的保全数量、単価、仕様、工期
B.劣化数量で増減する工事下地、タイル、鉄筋処理等予定数量、足場後実数
C.今回追加される設備更新給排水、電気、消防、昇降設備前回にない追加費用として分離
D.機能改善として選ぶ工事防犯、省エネ、防災、バリアフリー修繕費と改善費を区別
E.仮設・設計・検査・住民対応足場、養生、監理、説明、記録範囲、期間、担当業務

工事項目、範囲、数量、単位、単価、仕様、材料、足場、工期、設計・監理、保証、消費税、最終精算を同じ形式へそろえます。

 

費用を3つの予算シナリオで整理する

工事範囲を一案だけに絞る前に、先送り項目と将来影響を含む複数案を比較します。

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シナリオ主な内容確認すること
必要最低限緊急性が高い劣化、漏水、安全、継続困難な設備先送り範囲、点検、次回費用
標準修繕外装・防水の計画修繕、設備の部分更新、検査工事後残高、予防保全、保証
統合更新外装再修繕、設備更新、機能改善、前倒し工事資金調達、工期、居住者影響、第4回計画

必要最低限案を将来の不具合がない案として扱わず、統合更新案を最善と決めつけません。各シナリオで実施しない工事と次回点検時期を示します。

 

修繕積立金は工事後残高まで確認する

修繕積立金の工事後残高を確認します。現在の残高と今回工事費だけを比較せず、その後に予定する設備更新、第4回大規模修繕、緊急修繕予備費まで含めます。

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確認区分主な項目
現在資金積立金残高、滞納額、借入残高、一時金、補助制度等
今回支出外装、設備、仮設、監理、追加・実数清算
工事後に残す資金緊急修繕、保証対象外、不測の設備故障
将来支出次回設備更新、第4回大規模修繕、借入返済
不足時の選択肢範囲再整理、仕様確認、一時金、借入、工事分割
現在の積立金 3回目工事費 設備更新・予備費 工事後残高 第4回までの収支確認

築年数別の積立金不足は、築20年・30年・40年の修繕積立金不足を確認する方法も参照してください。

 

積立金が不足する場合の選択肢

資金が不足する場合は、工事を一律に削除するのではなく、部位・設備別に選択肢を比較します。

  1. 今回実施、部分補修、継続使用、次期先送りへ範囲を再整理する
  2. 必要性能、仕様、保証、将来の再施工を確認する
  3. 一時金の負担額、徴収時期、分割、未収リスクを確認する
  4. 借入額、金利、返済期間、返済財源、将来収支を確認する
  5. 工事分割による再足場、追加仮設、保証、居住者負担を比較する

単純な先送りや工事削除を費用削減策として扱わず、将来の再調査・再仮設・緊急修理を含めて比較します。資金不足への対応は、修繕積立金が足りない場合の借入・一時金・計画見直しも確認してください。

 

見送り工事には次回点検日を設定する

見送り工事には次回点検日を設定します。見積書から項目を削除するだけでは、次回の管理へ引き継げません。

  • 部位・設備名
  • 現在の状態
  • 先送り理由
  • 応急措置
  • 点検頻度
  • 次回確認日
  • 想定更新時期
  • 次回予算
  • 故障・劣化時の対応
  • 承認者

見送り項目を長期修繕計画へ戻し、次回調査や第4回大規模修繕の検討から漏れない状態にします。

 

総会では差額理由と将来影響を説明する

「前回より高い」という総額比較だけでは、区分所有者が工事範囲を判断しにくくなります。

  • 1回目・2回目の修繕履歴
  • 現在の劣化写真と診断結果
  • 前回・今回の見積比較表
  • 外装再修繕と設備更新の区分
  • 3つの予算シナリオ
  • 修繕積立金の工事後残高
  • 一時金・借入・工事分割の条件
  • 今回実施項目と見送り項目
  • 仮設足場、工程、居住者への影響
  • 保証、第4回修繕への影響

断水、停電、エレベーター停止、住戸内立入り、駐車場停止、窓・バルコニー制限など、設備工事による生活影響も費用判断へ含めます。

 

ワンリニューアル独自|部位・設備を7状態で管理する

1履歴・現況未確認
2調査・診断中
3継続使用
4今回部分補修
5今回全面修繕・更新
6次期先送り・点検継続
7施工・検査・記録完了

数量確認待ち、仕様比較中、住民影響確認中、資金調整中、総会承認待ち、追加工事確認中、是正確認中は、別途保留状態として管理します。

3回目大規模修繕の費用と設備更新を整理したい方へ

1回目・2回目の完成図書、過去見積、最終精算書、長期修繕計画、設備点検、今回見積から、前回との差と設備更新範囲を整理します。

一律の相場や費用削減効果を示すものではありません。修繕積立金の工事後残高と、第4回までの見送り項目を確認します。

3回目の費用・工事範囲を整理する

 

ワンリニューアル独自|共通の部位・設備番号を付ける

外装部位番号例:E3-W02-S04

E3は第3回大規模修繕、W02は西面第2区画、S04はシーリング第4区分を示します。

設備番号例:E3-EQ-P02

E3は第3回大規模修繕、EQは設備、P02は給水ポンプ第2系統を示します。

1回目完成図書 2回目完成図書 3回目現況調査 見積・数量 施工・検査 見送り・保証 第4回長期修繕計画

同じ番号を、写真、調査、見積、数量表、工程表、検査、是正、支払、次回点検、長期修繕計画で使用します。

 

ワンリニューアル独自|第3回修繕・設備更新統合台帳

3回目の費用を工事総額だけで管理しません。部位・設備ごとに過去履歴、現在の状態、今回数量、更新判断、最終精算、第4回計画を結びます。

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台帳区分主な項目
部位・設備情報案件番号、棟、部位・設備番号、区画、工種、名称
過去履歴1回目・2回目の実施年、工事内容、数量、最終金額
前回状態全面実施、部分実施、見送り、対象外、記録不明
現在の状態劣化、故障、漏水、現況写真、調査方法、診断日
今回数量計画数量、見積予定数量、足場後実数、実数清算
今回判断継続使用、部分補修、全面修繕・更新、次期先送り
費用・契約仕様、単価、予定金額、見積番号、契約番号、追加承認
工程・居住者影響足場区画、工程、断水、停止、立入り、代替対応
施工・検査施工日、検査日、是正、完了写真、保証、完成図書
最終精算・次回最終精算額、次回点検日、第4回計画への反映

台帳記入例

以下は管理方法を示すための想定例であり、実在する工事金額や削減実績ではありません。

過去2回の完成図書を確認したところ、外壁と防水は施工履歴が残っている一方、給排水設備は点検のみで更新されていなかったとします。

3回目の当初見積には、外壁再修繕、下地補修、仮設足場、給水ポンプ更新、インターホン更新が同じ総額内に含まれていました。そこで、外装、劣化数量、設備更新、仮設・監理へ区分し、前回工事との差を整理します。

設備は点検結果、故障履歴、部品供給、停止期間を確認し、今回更新、部分修理、継続使用、次期先送りへ分類します。足場設置後は下地補修の実数を台帳へ追加し、契約額、変更額、最終精算額を分けて記録します。

今回見送った設備には次回点検日を設定し、工事後の修繕積立金残高とともに第4回長期修繕計画へ反映します。

 

マンション3回目大規模修繕の費用に関するよくある質問

マンションの3回目大規模修繕はいつ行いますか

過去2回の実施時期、現在の劣化、設備の点検結果、長期修繕計画、資金状況から判断します。築年数だけでは決めません。

3回目は1回目・2回目より高くなりますか

外装再修繕に設備更新や補修数量増加が加わる場合は、総額が増える可能性があります。工事項目別に比較します。

前回工事費へ物価上昇分を加えれば予算を出せますか

工事範囲、数量、仕様、仮設、設備更新等が変わるため、物価上昇分だけでは整理できません。

3回目ではどの設備を交換しますか

給排水、電気、消防、インターホン、エレベーター等を調査し、更新、部分修理、継続使用、先送りに分けます。

給排水管は大規模修繕と一緒に更新しますか

管種、漏水履歴、調査結果、断水、住戸内立入り、資金を確認して判断します。別工事とする場合もあります。

エレベーター更新も大規模修繕費に含まれますか

長期修繕計画や予算上で一体管理する場合はありますが、契約・決議・工程を別にすることもあります。

外壁工事と設備更新は同じ施工会社へ依頼しますか

工事内容と施工体制によって異なります。各工種の責任範囲、資格、保証、検査体制を確認します。

修繕積立金が不足する場合はどうしますか

工事範囲、仕様、一時金、借入、工事分割を比較し、工事後残高と将来支出を確認します。

3回目でも仮設足場は必要ですか

外壁全面の近接調査、複数工種の施工、検査、是正、写真記録を行う場合は、連続した作業床を確保する仮設足場を基本として検討します。

部分補修だけで次回まで延ばせますか

劣化状態、漏水、安全性、次回点検、再仮設の必要性を確認します。部分補修の範囲と残るリスクを記録します。

設備更新を次回へ先送りしてもよいですか

継続使用可能期間、故障時対応、点検頻度、次回更新時期、予算を確認したうえで判断します。

前回の完成図書がない場合はどうしますか

議事録、決算書、支払記録、施工会社・管理会社の資料、現況調査から履歴を再整理します。

工事後に修繕積立金はいくら残すべきですか

緊急修繕、次回設備更新、借入返済、第4回修繕等によって異なります。長期収支で確認します。

建て替えも同時に検討すべきですか

建物状態、法規、区分所有者の意向、資金、将来利用等を踏まえる別の検討です。3回目大規模修繕と単純な二者択一にはしません。

 

まとめ|前回履歴・現在の劣化・設備更新・積立金を統合する

  1. 3回目を築年数だけで判断しない
  2. 1回目・2回目の完成図書を確認する
  3. 前回工事を全面・部分・見送り・対象外に分ける
  4. 現在の劣化と補修数量を確認する
  5. 前回と今回の見積条件をそろえる
  6. 外装再修繕と設備更新を分ける
  7. 設備を更新・部分修理・継続使用・先送りに分ける
  8. 仮設足場・調査・検査費を確認する
  9. 必要最低限・標準修繕・統合更新を比較する
  10. 修繕積立金と工事後残高を照合する
  11. 一時金・借入・工事分割を比較する
  12. 見送り項目へ次回点検日を設定する
  13. 総会で差額理由と将来影響を説明する
  14. 足場後実数と最終精算を記録する
  15. 第4回修繕へ履歴を引き継ぐ

マンションの3回目大規模修繕で重要なのは、前回より高いか安いかだけを比較することではありません。

過去の施工範囲、現在の劣化数量、設備の残存使用期間、今回の工事範囲、修繕積立金、第4回修繕までを同じ台帳で確認します。

 

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現在ある完成図書、過去見積、長期修繕計画、修繕積立金資料、設備点検、今回見積から、外装再修繕、設備更新、仮設、数量差を整理します。

費用削減や積立金の充足を保証するものではありません。部位・設備番号で履歴、数量、契約額、最終精算額、見送り項目を管理し、第4回修繕へ引き継ぎます。

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