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マンション大規模修繕中の防犯対策|足場・窓・照明・入退場の確認

マンション大規模修繕中の防犯対策|足場・窓・照明・入退場の確認

 

今回は

『マンション大規模修繕中の防犯対策|足場・窓・照明・入退場の確認』

をご紹介させて頂きます!

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マンションの大規模修繕では、建物外周に仮設足場やメッシュシートが設置され、作業員、工事車両、資材の出入りが増えます。窓やバルコニーの近くを作業員が通行するほか、共用廊下や室内が通常より暗く感じられることもあります。

こうした環境変化に対して、居住者が防犯上の不安を感じることはあります。ただし、足場を設置したことと犯罪の発生を直結させず、足場昇降口、窓、照明、防犯カメラ、作業員の入退場、住戸訪問予定を具体的に確認することが重要です。

足場設置と犯罪発生を直結させません。

大規模修繕中は、足場出入口、建物出入口、窓・バルコニー、照明、防犯カメラ、作業員、訪問者、工事車両を区画・時間別に確認します。

ワンリニューアルでは、防犯対策を居住者への戸締まり案内だけで終えず、「防犯区画・入退場・住戸注意台帳」で工事前から設備復旧まで管理します。

防犯対策で犯罪防止を保証するものではありません。不審な行動や被害が確認された場合は、人身の安全を優先し、管理会社、現場事務所、警察等の適切な窓口へ相談してください。

 

防犯上の不安・管理課題・不審事象・被害を分ける

「暗くて不安」「足場が窓に近い」という申出と、未登録者の立入りや盗難等の具体的な事象は、同じ状態ではありません。状況を分けて記録すると、必要な確認や対応を整理しやすくなります。

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区分状態主な対応
防犯上の不安足場、暗さ、作業員の出入り等に不安を感じている位置、時間帯、作業予定、管理方法を説明する
管理課題照明不足、カメラの死角、施錠記録不足等がある現地確認を行い、設備・運用を見直す
不審事象未登録者、予定外の訪問、夜間の足場接近等がある入退場記録、作業予定、映像、日報を照合する
被害・事故侵入、盗難、器物損壊等が確認された記録を保存し、警察、保険会社等へ相談する

不安を軽視せず、一方で未確認の段階から犯罪や施工会社の責任を断定しない運用とします。

 

大規模修繕中に建物環境が変わる理由

工事前と工事中では、建物の見え方、通行経路、窓周辺の状況が変わります。防犯計画では、変化する場所と期間を特定します。

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環境変化主な内容確認すること
仮設足場作業床、昇降階段、窓付近の通行経路が設けられる昇降口、地上部、夜間閉鎖、窓との距離
メッシュシート外部から見えにくくなり、日射が減る場合がある室内・共用部の暗さ、カメラの視界
工事動線作業員、車両、資材搬入者の出入りが増える入退場、車両証、搬入口、退出確認
出入口仮設扉や資材搬入口が設けられる場合がある鍵管理、オートロック、開放時間
居住者生活窓・網戸、バルコニー、カーテン等に制限が生じる作業予定、戸締まり、住戸訪問

窓、網戸、洗濯物等の生活上の注意は、マンション大規模修繕中の窓・網戸・洗濯物への対応も参照してください。

 

防犯上確認したい8つの区画

建物全体を一括して「対策済み」とせず、足場、出入口、窓、共用部、資材置場等を区画別に確認します。

1.足場昇降口階段、はしご、施錠、夜間閉鎖
2.建物出入口エントランス、通用口、搬入口
3.窓・バルコニー足場との距離、開閉制限、空室
4.共用廊下・階段照明、死角、カメラ、資材
5.駐車場・駐輪場車両、仮囲い、照明、通行証
6.資材・廃材置場工具、施錠、仮囲い、搬出入
7.空室・賃貸住戸連絡、鍵、窓、訪問予定
8.店舗・事務所営業時間、搬入口、夜間利用

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区画主な確認項目
足場昇降口・地上部昇降階段、はしご、侵入防止設備、施錠、夜間照明
建物出入口オートロック、仮設扉、搬入口、鍵管理、管理員室
窓・バルコニー足場作業床、開閉可能時間、網戸、低層階、ルーフバルコニー
共用廊下・階段照明、養生、死角、カメラ、非常口、避難経路
駐車場・駐輪場工事車両、仮囲い、資材、鍵、カメラ、通行動線
資材・廃材置場工具、はしご、脚立、施錠、休日保管、搬出記録
空室・賃貸住戸所有者・賃借人への連絡、鍵、窓、住戸訪問
店舗・事務所営業時間、従業員出入口、警備設備、施工時間

 

全面的な大規模修繕では仮設足場を基本とする

全面的な大規模修繕では仮設足場を基本とします。外壁全面に連続した作業床を設けることで、近接調査、補修数量確認、下地補修、シーリング、塗装、防水、検査、是正、写真記録を同じ条件で反復できます。

防犯上の懸念があることを理由に仮設足場を一律に避けるのではなく、計画段階から昇降口、地上部、窓との位置関係、夜間閉鎖、入退場を確認します。

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足場計画の確認項目確認内容
配置図足場区画、昇降口、階段、はしご、作業床
地上部仮囲い、侵入防止設備、施錠、隣接塀・樹木
窓との関係足場板との距離、低層階、ルーフバルコニー
既存設備防犯カメラ、照明、オートロックとの干渉
工事動線搬入口、資材置場、休憩所、工事車両
夜間管理閉鎖方法、鍵管理、巡回、緊急時の開放

足場の安全管理と防犯管理は分けて確認します。安全基準や点検は、仮設足場の安全基準・点検・記録も確認してください。

 

足場昇降口・地上部の夜間管理を確認する

足場昇降口・地上部の夜間管理を確認します。「毎日閉鎖している」という口頭説明だけではなく、閉鎖時刻、施錠方法、確認者を記録します。

作業終了 作業員退出確認 工具・資材確認 昇降口閉鎖 施錠確認 照明・カメラ確認 日次記録

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確認項目記録内容
最終退出最終作業員、退出時刻、残留者の有無
昇降口閉鎖時刻、扉・はしご・階段の状態
鍵管理施錠方法、鍵管理者、開錠者
夜間設備照明、カメラ撮影範囲、巡回の有無
休日連休、休日作業、資材・工具の保管状態
異常時破損、開放、不審事象、対応結果

 

作業員・訪問者・工事車両を識別する

作業員と訪問者の識別方法を決めます。服装だけで正規の工事関係者と判断せず、入場証、所属会社、作業区画、予定時間を照合します。

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区分識別・登録項目確認方法
作業員管理番号、会社、工種、入退場時刻、作業区画入場証、作業員名簿、現場責任者
協力会社会社名、担当工種、作業日、責任者施工体制図、日次作業予定
訪問者訪問目的、訪問先、同行者、退出時刻受付記録、現場事務所への確認
納入業者会社、搬入品、搬入場所、車両搬入予定、誘導員、納品記録
工事車両会社、車両番号、運転者、駐車位置車両証、車両予定表

居住者には、元請施工会社名、現場事務所、正式な問い合わせ先、作業員証の見方、工事関係者が現金や物品を回収する予定の有無を案内します。

 

住戸訪問予定を事前登録する

住戸訪問予定を事前登録します。サッシ、シーリング、エアコン配管、漏水、バルコニー等の確認で住戸を訪問する場合は、訪問日時と目的を事前に共有します。

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確認対象登録する内容
訪問予定訪問日、時間帯、住戸番号、訪問目的
訪問者施工会社、担当者、同行者、識別方法
立入り対象場所、立会い、鍵管理、作業時間
撮影撮影範囲、写真の目的、保存方法
完了退出時刻、作業結果、施錠、居住者確認

予定表にない訪問や、身分・目的を確認できない訪問は室内へ入れず、管理会社または現場事務所へ確認します。

住戸訪問を含む生活制限の案内は、大規模修繕中の生活制限・掲示・問い合わせ対応も参照してください。

 

窓・バルコニーと足場区画を照合する

窓・バルコニーと足場区画を照合します。住戸ごとに足場作業床との位置関係、作業員が通行する日時、窓の開閉制限を確認します。

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確認対象確認事項
足場との距離、開閉可能時間、養生、補助錠の使用可否
網戸撤去期間、保管場所、再設置時期
バルコニー扉作業予定、施錠、養生、出入り制限
低層階地上部、塀、植栽、足場昇降口との位置関係
空室住戸所有者への連絡、窓の状態、緊急連絡先
居住者案内カーテン、外出時の戸締まり、異常時の連絡先

特定の補助錠や防犯商品を一律に推奨せず、窓の形状、施工条件、管理規約等を確認します。バルコニーの片付けや使用制限は、大規模修繕中のベランダ片付け・使用制限も確認してください。

 

「暗い」という申出を3種類に分ける

暗さを室内・共用部・屋外に分けて確認します。暗く感じることと、照明設備の故障や防犯上の管理課題を同一視せず、位置、時間帯、照明状態を確認します。

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場所原因候補確認すること
室内メッシュシート、足場板、養生、天候、季節窓面、工事区画、時間帯、作業期間
共用廊下・階段シート、仮囲い、照明遮蔽、資材、センサー通行状態、照明点灯、死角、非常口
屋外仮囲い、資材置場、車両、植栽、照明移設駐車場、駐輪場、出入口、夜間の見え方

共用部の暗さは、日中と夜間の両方を現地確認し、工事工程や資材配置の変更によって状態が変わっていないかを確認します。

 

照明と防犯カメラの死角を確認する

照明と防犯カメラの死角を確認します。明るさやカメラ台数だけで評価せず、位置、撮影方向、点灯時間、工事設備との干渉を確認します。

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設備・運用確認項目
仮設照明設置位置、点灯時間、タイマー、センサー、照射方向
照明環境死角、まぶしさ、住戸内・近隣への光、停電時対応
既存カメラ撮影方向、録画状況、保存期間、足場との干渉
仮設カメラ足場昇降口、資材置場、搬入口、駐輪場等の撮影範囲
カメラ運用閲覧権限、映像保存、不審事象時の確認方法
夜間巡回巡回時間、対象区画、異常時の連絡・記録

明るければ明るいほどよいとは限りません。通行や人物識別に必要な照明と、住戸・近隣へのまぶしさを確認し、設置位置と点灯時間を調整します。

防犯カメラは、管理規約、個人情報、プライバシー、既存の閲覧ルールに沿って運用します。

 

空室・賃貸住戸への連絡を確認する

空室・賃貸住戸への連絡を確認します。管理組合から区分所有者へ連絡しただけで、賃借人や賃貸管理会社へ案内が届いたとは判断しません。

空室住戸 所有者、鍵管理者、窓・バルコニーの状態、住戸内立入り、緊急連絡先を確認します。
賃貸住戸 区分所有者、賃借人、賃貸管理会社、工事案内の送付先、住戸訪問予定を確認します。
長期不在世帯 不在期間、窓、鍵預かり、緊急連絡、工事完了後の確認方法を決めます。
店舗・事務所 営業時間、従業員出入口、搬入口、警備設備、夜間作業との関係を確認します。

賃貸住戸への告知内容は、賃貸マンションの大規模修繕で入居者へ告知する内容も参照してください。

 

資材・工具・工事車両を管理する

工事用の資材や工具の盗難対策と、第三者がはしごや脚立を移動手段として利用できないようにする管理を分けて確認します。

  • 資材置場と工具保管場所を指定する
  • はしご、脚立、高価な工具の施錠方法を決める
  • 搬入・搬出日時と担当者を記録する
  • 未登録車両と工事関係車両を区別する
  • 休日や工期延長時の保管条件を確認する
  • 工事終了後の撤去状況を確認する

工事車両、宅配車両、引越し車両等が同じ時間帯に出入りする場合は、搬入場所や誘導方法を事前に整理します。

 

居住者へ具体的な行動と確認先を案内する

「防犯に注意してください」という掲示だけではなく、工事期間、足場設置期間、作業員の識別方法、住戸訪問予定、窓の使用制限、連絡先を具体的に案内します。

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案内項目居住者へ伝える内容
工事予定工事期間、足場設置期間、作業時間、休日作業
作業員識別方法、元請会社名、現場事務所
住戸訪問訪問予定、担当者、確認方法、予定外訪問時の対応
窓・バルコニー作業日時、開閉制限、カーテン、外出時の戸締まり
足場・資材近づかない場所、子どもへの案内
不審事象正式な連絡先、夜間・休日の緊急連絡先

工事説明会、全戸配付、掲示板、管理アプリ、メール、賃貸管理会社経由等を組み合わせ、案内が届いていない住戸を確認します。

 

不審な人・行動の申出を受けた場合

申出受付 場所・時間確認 入場者・作業予定照合 映像・日報確認 必要な初動 追加対策・周知 記録・完了

不審事象を入退場記録・作業予定と照合します。居住者へ追跡や拘束を求めず、危険がある場合は近づかないよう案内します。

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確認項目保存する内容
申出日時、場所、人数、服装、行動、移動方向
車両車種、色、車両番号、停車場所
工事照合作業員証、入場者名簿、住戸訪問予定、工事日報
映像・写真防犯カメラ、現場写真、保存期間、閲覧者
初動管理会社・現場事務所への連絡、警察等への相談
追加対応照明、カメラ、閉鎖方法、巡回、居住者周知

盗難や侵入等の申出を受けた場合も、施工会社または居住者の責任を直ちに断定せず、窓・扉、足場区画、入退場、住戸訪問、映像等を保存します。

 

見積書・契約・施工会社ヒアリングで確認する

「防犯対策一式」という表記だけで内容を判断せず、設備、数量、設置場所、設置期間、点検担当、工期延長時の費用を確認します。

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防犯関連項目見積・契約で確認する内容
足場出入口仮囲い、侵入防止設備、夜間閉鎖、施錠
照明・カメラ台数、位置、設置期間、点検、移設・復旧
警備・巡回実施時間、対象区画、休日対応、報告方法
入退場作業員証、訪問者受付、車両証、退出確認
居住者案内説明会、全戸配付、住戸訪問、緊急連絡
工期延長仮設設備の延長費、警備費、点検期間

施工会社ヒアリングでは、昇降口の位置、夜間閉鎖方法、鍵管理者、入退場記録、カメラの死角、暗くなる場所の照明計画を質問します。

 

工事前・施工中・足場解体後に確認する

工事前調査 仮設計画 見積・契約 居住者周知 足場設置 日次・週次管理 足場解体 設備復旧

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時期確認事項
工事前既存出入口、鍵、カメラ、照明、死角、空室、店舗
仮設計画時昇降口、仮囲い、資材置場、搬入口、仮設設備
日次入退場、住戸訪問、昇降口閉鎖、工具、異常報告
週次足場地上部、照明、カメラ、掲示、住民申出
工程変更時足場範囲、休日作業、窓制限、設備位置、工期延長
足場解体前残置工具、養生、窓、最終住戸訪問、設備復旧予定
足場解体後既存照明、カメラ、オートロック、出入口、死角

足場解体後の設備復旧を確認します。工事完了日だけで防犯管理を終了せず、既存カメラの撮影方向、照明、鍵、オートロック、駐車場・駐輪場の状態まで確認します。

足場解体前の検査は、足場解体前・竣工検査・引渡しの確認方法も参照してください。

 

ワンリニューアル独自|防犯管理を7状態に分ける

1工事前確認
2仮設計画・対策決定
3居住者周知済み
4施工中・日次管理
5不審事象・申出確認中
6是正・追加対策中
7復旧・完了

カメラ死角確認中、照明不足確認中、空室連絡待ち、住戸訪問確認中、夜間閉鎖不一致、工程変更対応中等は、別途保留状態として管理します。

足場・窓・照明・入退場の防犯管理を整理したい方へ

建物平面図、足場配置図、カメラ・照明配置図、工程表、入退場記録、住戸訪問予定から、確認区画と担当者を整理します。

犯罪防止や安全を保証するものではありません。仮設足場を施工・検査の作業基盤として扱いながら、夜間閉鎖、作業員識別、居住者周知を確認します。

大規模修繕中の防犯管理を整理する

 

ワンリニューアル独自|共通の防犯区画番号を付ける

足場、窓、照明、カメラ、入退場記録を別々の名称で管理すると、不審事象が発生した位置を照合しにくくなります。

足場昇降口の番号例:S2-E01-GF

S2は足場第2区画、E01は昇降口1、GFは地上部を示します。

窓・バルコニーの番号例:B1-06F-W03

B1は1号棟、06Fは6階、W03は窓・バルコニー第3区画を示します。

足場区画 昇降口 窓・住戸 照明 カメラ 入退場・点検 完了記録

共通番号は、仮設計画図、防犯確認図、日次点検、写真、居住者申出、是正記録、完了確認で使用します。

 

ワンリニューアル独自|防犯区画・入退場・住戸注意台帳

防犯対策を「足場あり」「カメラあり」という有無だけで管理しません。区画、時間、担当者、設備、住戸訪問、不審事象、復旧を共通番号で結びます。

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台帳区分主な項目
区画情報案件番号、棟、防犯区画番号、階、方角、対象住戸
住戸区分自己居住、賃貸、空室、店舗、緊急連絡先
足場・出入口昇降口、階段、はしご、仮囲い、施錠、鍵管理者
夜間管理閉鎖時刻、確認者、開錠時刻、異常の有無
照明・カメラ設置位置、点灯時間、撮影方向、死角、一時移設
入退場作業員、訪問者、工事車両、作業区画、退出確認
住戸訪問訪問日、目的、担当者、立会い、完了確認
居住者連絡周知日、賃貸管理会社、空室所有者、問い合わせ
不審事象申出日時、場所、写真・映像、入場者・日報照合
追加対策照明、カメラ、閉鎖方法、警備、巡回、対応結果
復旧・完了足場解体、既存設備復旧、完了確認日、確認者

台帳記入例

以下は管理方法を示すための想定例であり、実在する犯罪被害や施工実績ではありません。

メッシュシート設置後、居住者から「夕方になると共用廊下が暗く、足場昇降口付近が見えにくい」と申出があったとします。

台帳では、対象区画番号、申出日時、照明位置、カメラ撮影方向、昇降口閉鎖時刻を確認します。現地確認の結果、照明器具は点灯していたものの、養生材によって照射範囲が狭くなっていた場合は、照明位置と照射方向を調整します。

変更前後の写真、点灯時間、居住者への再案内、週次確認日を同じ区画番号へ記録します。足場解体後は仮設照明を撤去し、既存照明とカメラの状態を確認して完了とします。

 

マンション大規模修繕中の防犯に関するよくある質問

大規模修繕中は空き巣が増えますか

工事を行うことだけで発生状況を判断できません。足場、出入口、入退場、窓、照明等の管理状況を確認します。

仮設足場から窓へ入られることはありますか

足場と窓の位置関係は建物ごとに異なります。昇降口の管理、夜間閉鎖、窓の施錠、作業予定を確認します。

工事中は窓を開けてもよいですか

作業内容、養生、塗料、作業員の通行によって制限が異なります。日々の作業予定を確認してください。

補助錠は取り付けた方がよいですか

窓の形状、施工条件、管理規約等を確認します。特定の商品を一律に使用するものではありません。

メッシュシートで室内や廊下が暗くなりますか

日射や照明の状態によって暗く感じる場合があります。室内、共用部、屋外に分けて確認します。

共用廊下が暗い場合は誰へ連絡しますか

管理会社または現場事務所へ、場所、時間帯、照明の状態を連絡します。

作業員と不審者をどう見分けますか

作業着だけではなく、入場証、会社名、作業予定、訪問目的を確認します。

予定のない作業員が訪問した場合はどうしますか

室内へ案内せず、管理会社または現場事務所へ身分と訪問目的を確認します。

足場昇降口は夜間に施錠されますか

閉鎖方法は足場計画や現場条件によって異なります。施錠方法、閉鎖時刻、鍵管理者を確認します。

防犯カメラは追加した方がよいですか

既存カメラの位置、足場による死角、撮影目的、運用ルールを確認して判断します。

空室住戸の防犯確認は誰が行いますか

区分所有者、管理会社、施工会社の役割と入室権限を確認し、無断で住戸内へ入りません。

盗難が起きた場合は施工会社の責任ですか

原因、契約、防犯管理、窓・扉の状態等によって異なります。記録を保存し、警察、保険会社、専門家等へ確認します。

工事中の防犯費用は見積に含まれますか

共通仮設費に含まれる場合と別途計上される場合があります。設備、数量、期間、延長費用を確認します。

足場を設置しない方が安全ですか

全面修繕では、近接調査、施工、検査、是正の作業基盤として仮設足場を基本とします。防犯面は昇降口、窓、夜間閉鎖等の管理で確認します。

 

まとめ|足場・窓・照明・入退場を区画別に管理する

  1. 足場設置と犯罪発生を直結させない
  2. 全面的な大規模修繕では仮設足場を基本とする
  3. 足場昇降口・地上部を確認する
  4. 夜間閉鎖と鍵管理を記録する
  5. 作業員と訪問者の識別方法を決める
  6. 入退場、工事車両、訪問者を登録する
  7. 住戸訪問予定を事前に案内する
  8. 窓・バルコニーと足場区画を照合する
  9. 暗さを室内、共用部、屋外に分ける
  10. 仮設照明の位置と点灯時間を確認する
  11. 防犯カメラの死角と移設を確認する
  12. 空室・賃貸住戸への連絡経路を確認する
  13. 不審事象を入退場記録と作業予定へ照合する
  14. 工程変更時に防犯対策も更新する
  15. 足場解体後の設備復旧まで記録する

大規模修繕中の防犯対策で重要なのは、居住者へ戸締まりを依頼することだけではありません。

足場、昇降口、窓、照明、防犯カメラ、作業員、住戸訪問を区画・時間・担当者ごとに管理し、工事前から設備復旧まで記録します。

 

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現在ある平面図、仮設計画、足場配置図、工程表、照明・カメラ配置図から、足場区画、夜間閉鎖、入退場、住戸訪問を整理します。

犯罪防止や安全を保証するものではなく、防犯商品の販売を目的とするものでもありません。管理組合、管理会社、施工会社、居住者の役割を分け、不審事象と設備復旧の記録を残します。

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