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大規模修繕に必要な資格とは?建設業許可・施工管理技士・作業主任者の確認

発注方式・業者選定 2026.07.23 (Thu) 更新

大規模修繕に必要な資格とは?建設業許可・施工管理技士・作業主任者の確認

 

今回は

『大規模修繕に必要な資格とは?建設業許可・施工管理技士・作業主任者の確認』

をご紹介させて頂きます!

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マンションの大規模修繕では、建築施工管理技士、建築士、足場の組立て等作業主任者など、さまざまな資格名が施工会社の提案書や施工体制図に記載されます。

しかし、会社が受ける建設業許可、個人が持つ資格、工事現場へ配置される役職、特定の作業に必要な技能講習・特別教育は、それぞれ制度上の位置づけが異なります。資格者数だけではなく、今回の工事業種、作業区画、配置期間、検査への関与を確認することが重要です。

大規模修繕で確認するものは、一つの「資格」ではありません。

施工会社の建設業許可、主任技術者・監理技術者、契約上の現場代理人、工種別の作業主任者、作業者が受ける技能講習・特別教育を分けて確認します。

ワンリニューアルでは、資格証の写しだけで確認を終えません。会社、人、工種・区画、工程・記録を「許可・資格・配置・工種照合台帳」で結び付けます。

資格や配置者の要件は、工事業種、請負金額、下請契約額、作業方法、作業場所、施工体制等によって異なります。個別工事の法的要件は、施工会社、設計・監理者、許可行政庁、労働基準監督署等へ確認してください。公開時に最新法令・マニュアルを再確認します。

 

許可・資格・役職・教育は何が違うのか

会社の許可建設業許可、一般建設業、特定建設業、許可業種
個人の資格施工管理技士、建築士、技能士等
現場の役職主任技術者、監理技術者、現場代理人、作業主任者等
作業別の教育技能講習、特別教育、安全衛生教育等

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区分取得・選任する主体主な例確認の中心
建設業許可建設会社塗装工事業、防水工事業、建築工事業等契約工事と許可業種の対応
個人資格技術者・技能者施工管理技士、建築士、技能士種目、等級、対応業種、現場での役割
配置役職施工会社・事業者主任技術者、監理技術者、現場代理人誰を、いつ、どの工事へ配置するか
作業主任者作業を行う事業者足場、有機溶剤、石綿等の作業主任者作業条件、選任日、対象区画
技能講習・特別教育作業者高所作業車、足場作業、フルハーネス等作業方法と教育の適用条件

建設業許可と個人資格は異なります。また、役職名がそのまま国家資格名になるわけではありません。

 

建設業許可は会社が受ける営業上の許可

建設工事を請け負って営業する場合、軽微な建設工事のみを請け負う場合を除き、建設業許可が必要です。

現在の国土交通省の案内では、軽微な工事は、建築一式工事では原則として請負代金1,500万円未満、建築一式工事以外では500万円未満とされています。金額には消費税等を含みます。

大規模修繕では契約名称だけでなく、実際の工事項目と許可業種を照合します。

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工事項目関連し得る許可業種の例確認事項
建物全体の改修建築工事業建築一式工事としての請負内容か
仮設足場とび・土工工事業元請・足場会社の契約範囲
外壁塗装・鉄部塗装塗装工事業施工範囲、下請会社、材料
屋上・バルコニー防水防水工事業工法、施工会社、保証範囲
タイル補修タイル・れんが・ブロック工事業下地補修との契約区分
給排水設備管工事業設備更新、配管範囲、試験
電気・照明設備電気工事業対象設備、資格者、検査
サッシ・建具建具工事業改修方法と施工範囲

工事ごとに必要となる許可業種は、契約内容や施工内容によって異なります。許可証に複数業種が記載されていることだけで判断せず、今回の請負工事に対応する業種を確認します。

 

一般建設業と特定建設業の違い

一般建設業と特定建設業の区分は、元請として発注者から直接工事を請け負い、施工のために締結する下請契約の総額等によって確認します。

2025年2月1日以降、特定建設業許可を要する下請代金額の基準は、原則5,000万円以上、建築工事業では8,000万円以上です。

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確認項目一般・特定を確認する視点
元請・下請発注者から直接請け負う会社か
工事業種建築一式工事か、塗装・防水等の専門工事か
元請契約額契約額だけで一般・特定を判断しない
下請契約総額元請が施工のために締結する下請契約の合計
施工体制下請会社、工種、契約金額、施工体制台帳
確認資料許可資料、見積内訳、施工体制案、下請契約情報

「大規模修繕」という工事名だけで建築一式工事とは判断できません。契約前に施工会社や設計・監理者へ工事区分を確認します。

 

主任技術者・監理技術者・現場代理人の違い

建設業者が工事を施工するときは、施工技術上の管理を担う主任技術者または監理技術者を配置する制度があります。現場代理人は、請負契約の履行に関して現場運営や発注者との連絡を担う契約上の役職です。

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役割主な位置づけ確認事項
主任技術者建設工事の施工技術上の管理を担う資格・実務経験、対応業種、配置期間、兼任状況
監理技術者元請が一定額以上の下請契約を締結する場合に配置資格者証、講習、下請総額、施工体制管理
現場代理人請負契約上の現場運営・連絡・契約履行を担う権限、常駐条件、不在時対応、住民窓口
工種別責任者足場、塗装、防水等の工種を管理する担当工種、区画、作業日、検査への関与

主任技術者・監理技術者と現場代理人は役割が異なります。条件を満たす場合に同一人物が兼任することはありますが、現場代理人という肩書だけで国家資格や法定技術者の要件を満たすとは判断できません。

役割分担の確認は、管理会社・施工会社・現場担当者の役割分担も参照してください。

 

主任技術者・監理技術者の専任と兼任

2025年2月1日以降、主任技術者・監理技術者の専任配置を確認する請負代金額の基準は、原則4,500万円以上、建築一式工事では9,000万円以上です。

ただし、対象施設、工事内容、兼任制度の適用条件、ICTによる確認体制等も関係します。民間マンションであることだけを理由に専任不要とは判断しません。

工事条件 請負代金額、工事業種、工期、対象施設を確認します。
配置条件 専任・兼任、配置開始日、配置終了日を確認します。
兼任体制 他現場、現場間距離、連絡・移動手段、ICT、補助者を確認します。
発注者への説明 兼任の理由、管理方法、不在時の対応を記録します。

専任・兼任の条件を確認し、資格者名だけで配置状況を判断しないようにします。

 

施工管理技士は種目・等級・配置を確認する

施工管理技士は、建設業法に基づく技術検定の第二次検定合格者が称する資格です。第一次検定合格者は技士補を称します。

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資格例関連する工事の例確認事項
1級・2級建築施工管理技士建築一式、仕上げ、外壁等等級、2級の種別、対応する許可業種
1級・2級管工事施工管理技士給排水、空調、配管設備等設備工事の範囲、担当区画
1級・2級電気工事施工管理技士照明、電気設備等電気工事の内容と配置
施工管理技士補監理技術者補佐等技士との違い、補佐要件、担当業務

施工管理技士の資格種目・等級を確認します。資格名と今回の工事業種を照合し、主任技術者・監理技術者として誰が配置されるのかを確認します。

1級資格の保有者が会社に在籍していても、その人が今回の現場を担当するとは限りません。

 

建築士・技能士・民間資格の位置づけ

建築士、技能士、メーカー認定等は、大規模修繕の設計、監理、施工技能を確認する資料になります。ただし、それぞれの資格や認定は役割が異なります。

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区分主な例確認の視点
建築士一級建築士、二級建築士診断、設計、工事監理、申請業務の契約範囲
技能士塗装、防水施工、とび、タイル張り等資格者が実際に担当する工種・工区
民間資格マンション改修、シーリング等の資格法定資格との区別、認定内容
メーカー認定材料・工法別の施工認定対象材料、認定施工店、保証条件

大規模修繕に一級建築士が一律に必要とは限りません。設計・監理業務の内容、建築基準法上の手続、契約範囲を確認します。

資格だけで施工品質は保証されません。施工計画、検査、是正、写真記録等を併せて確認します。

 

工種別の作業主任者・技能講習・特別教育

作業主任者や技能講習等の要否は、工種名だけではなく、作業方法、設備、場所、高さ、使用材料等から確認します。

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工種・作業確認する資格・教育の例適用条件の確認
足場の組立て・変更・解体足場の組立て等作業主任者、作業者の特別教育足場の種類、高さ、作業内容、作業日
有機溶剤を使用する作業有機溶剤作業主任者材料、SDS、作業場所、換気、適用除外
石綿事前調査建築物石綿含有建材調査者等改修対象建材、調査範囲、着工日
石綿含有建材の作業石綿作業主任者、作業者の特別教育調査結果、作業レベル、除去・封じ込め方法
高所作業車技能講習または特別教育作業床の最大高さ、操作者
フルハーネスを使用する作業フルハーネス型墜落制止用器具特別教育高さ、作業床の有無、作業方法

工種別の作業主任者・講習を確認し、作業主任者と主任技術者を混同しないようにします。

 

足場の組立て等作業主任者を確認する

つり足場、張出し足場または高さ5m以上の構造の足場を組み立て、解体または変更する作業では、技能講習修了者から足場の組立て等作業主任者を選任する制度があります。

  • 作業主任者の氏名と所属会社
  • 技能講習修了の確認
  • 対象となる足場区画
  • 組立て、変更、解体の作業日
  • 作業指揮、材料・器具の点検
  • 不在時の対応
  • 施工日報と点検記録

一人が資格を持っているという説明だけで、すべての作業日・足場区画の選任を確認できたとは扱いません。

足場会社の比較は、足場工事業者を見積・現場体制から比較する方法も参照してください。

 

有機溶剤・石綿・高所作業の確認

有機溶剤作業主任者

有機溶剤作業主任者は、屋内作業場等で一定の有機溶剤業務を行う場合に選任が関係します。すべての外壁塗装や防水工事で一律に必要となるものではありません。

使用材料のSDS、有機溶剤の種類、作業場所、換気、保護具、作業時間から確認します。

石綿事前調査者と石綿作業主任者

建築物の解体・改修工事では、工事規模にかかわらず、作業対象部分の材料について石綿含有の有無を事前調査します。2023年10月1日以降着工の建築物工事では、原則として建築物石綿含有建材調査者等による調査が必要です。

事前調査を行う者、分析を行う者、石綿作業主任者、実際に作業する者を分けます。事前調査者の資格だけで石綿作業全体を管理できるとは判断しません。

高所作業車

作業床の高さが10m以上の高所作業車を運転する場合は技能講習、10m未満の場合は特別教育を確認します。道路を走行するための運転免許とは別です。

フルハーネス特別教育

法令上の特別教育の対象となるのは、高さ2m以上で作業床を設けることが困難な場所において、フルハーネス型墜落制止用器具を用いて行う作業です。

作業床のある足場上でフルハーネスを使用する作業者全員に、一律に同じ特別教育義務があるとは限りません。作業方法ごとに確認します。

 

見積依頼・施工会社ヒアリングで確認する資料

資格一覧だけではなく、今回の工事に予定する施工体制を提出してもらいます。

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資料確認内容
建設業許可資料許可番号、一般・特定、業種、有効期間、営業所
施工体制案元請、協力会社、工種、下請構成
現場技術者候補現場代理人、主任技術者・監理技術者、専任・兼任
工種別資格一覧足場、塗装、防水、石綿、設備等の責任者
安全衛生管理体制作業主任者、職長、安全衛生責任者、教育記録
品質管理体制検査担当者、検査時期、写真、是正方法
同種工事実績工事規模、工種、現場担当者の関与

施工会社ヒアリングでは、誰が主任技術者・監理技術者になるのか、現場代理人と兼任するのか、他現場も担当するのか、不在時に誰が対応するのかを質問します。

質問項目は、大規模修繕の施工会社ヒアリングと現場代理人の確認方法も参照してください。

 

契約時・着工前に配置者を再確認する

提案時に示された担当者と、契約時・着工時に配置される担当者が同じとは限りません。見積時と着工時の配置者を照合します。

見積候補 ヒアリング 契約 着工前配置 作業主任者選任 工程・検査 完成図書

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時点確認する内容
見積・提案時候補者、資格、経験、予定役職
契約時氏名、役職、配置期間、変更時の通知方法
着工前最新の施工体制図、現場組織図、資格確認記録
工種開始前作業主任者、操作者、作業者教育、作業区画
工事中日報、検査記録、不在、兼任、担当者変更
完成時配置履歴、検査者、変更記録、完成図書への保存

契約書には、現場代理人、主任技術者・監理技術者、担当工種、配置期間、専任・兼任、交代時の通知・確認方法を反映します。

 

担当者が工事途中で交代する場合

変更申出 理由確認 後任資格確認 配置条件確認 工区・検査を引継ぎ 組織図・工程更新 記録保存

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確認項目記録内容
変更情報交代理由、申出日、交代日、旧担当者、新担当者
後任資格資格名、等級、対応業種、所属、雇用関係
配置条件専任・兼任、他現場、配置開始日
施工引継ぎ工事区画、施工数量、未完了工程
品質引継ぎ検査結果、指摘、是正、再検査
住民対応問い合わせ、個別対応、未回答事項
発注者確認通知、理事会報告、承認・確認日

担当者変更時は資格と引継ぎを確認します。資格を持つ後任者へ変更しただけでは、工事区画、施工数量、検査、是正の引継ぎが完了したとは扱いません。

 

資格者の配置と検査記録を結び付ける

資格者が配置されていることと、その資格者が各工程や検査へ関与したことを分けて記録します。

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確認場面記録する内容
足場組立・完成作業主任者、足場区画、組立日、点検者、点検結果
下地調査・数量確定調査者、区画番号、数量、写真、承認者
塗装・防水工程工種責任者、材料、施工日、検査日
中間検査検査者、役割、結果、指摘、写真番号
是正・再検査是正担当、完了日、再検査者、確認結果
足場解体前未完了、写真不足、是正残、最終確認者
竣工・引渡し完成検査、配置変更、完成図書、保証引継ぎ

竣工検査の進め方は、大規模修繕の竣工検査・是正・引渡しも確認してください。

 

仮設足場で確認する資格と役割

全面的な大規模修繕では、外壁全面へ連続した作業床を確保し、近接調査、補修数量確認、複数工種の施工、工程間検査、是正、写真記録、足場解体前確認を反復するため、仮設足場を基本として検討します。

仮設足場では、次の担当を分けます。

  • 足場計画を確認する技術者
  • 足場の組立て等作業主任者
  • 足場作業へ従事する作業者の教育
  • 元請の主任技術者・監理技術者
  • 契約上の現場代理人
  • 足場完成後・使用中・悪天候後等の点検者

足場会社に資格者がいるという説明だけではなく、誰が、どの足場区画で、いつ組立て・変更・解体を管理したかを確認します。

高所作業車やロープアクセスを採用する場合も、作業方法に応じた資格・教育、救助計画、天候条件、検査方法を確認します。作業方法を変えれば資格確認が不要になるわけではありません。

 

ワンリニューアル独自|会社・人・工区・記録の4軸照合

軸1:会社建設業許可、業種、一般・特定、元請・下請、有効期間
軸2:人氏名、所属、資格、講習、役割、配置期間、専任・兼任
軸3:工種・区画足場、下地、塗装、防水、設備、石綿、区画番号
軸4:工程・記録作業日、検査日、日報、写真、是正、交代、完了

資格証を単独で確認しません。資格者が実際に担当する区画・期間を確認します。

会社、人、工種・区画、工程・記録の4軸を照合し、資格者が今回の大規模修繕で担う役割を確認します。

施工会社の資格一覧と工事体制を照合したい方へ

建設業許可資料、施工体制図、資格者一覧、工程表、足場計画、石綿事前調査報告、安全衛生管理計画から、許可業種、配置者、工種、区画を整理します。

法令適合や施工品質を保証するものではありません。個別の工事条件と最新制度を確認するための資料を整えます。

許可・資格・施工体制を整理する

 

ワンリニューアル独自|許可・資格・配置・工種照合台帳

資格者一覧を会社単位で作るだけではなく、許可業種、契約、担当者、工種、区画、配置期間、検査記録を共通IDで結びます。

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台帳区分主な項目
会社・許可会社ID、元請・下請、許可番号、一般・特定、許可業種、期限
契約・施工体制契約工事、契約額、下請総額、施工体制台帳、協力会社
配置者人員ID、氏名、所属、現場代理人、主任技術者・監理技術者
個人資格資格名、等級・種別、証明書、監理技術者講習
配置条件専任・兼任、兼任現場、配置開始日・終了日
工種・区画足場、塗装、防水、設備、石綿、作業区画番号
作業別要件作業主任者、技能講習、特別教育、操作者
工程・検査作業日、検査日、日報、写真番号、指摘、是正
担当者変更変更理由、後任資格、配置条件、引継ぎ記録
完了記録発注者確認日、確認者、完成図書、完了日

資格証番号、生年月日、住所等の個人情報は必要範囲を超えて公開せず、居住者向け資料では確認結果と役割を中心に示します。

台帳記入例

以下は管理方法を示すための想定例であり、実在する工事実績や法令違反事例ではありません。

施工会社の提案時には、現場代理人候補と主任技術者候補が同一人物として記載されていたとします。契約後、着工前施工体制図では別の担当者へ変更されていました。

管理組合は変更理由、後任者の所属、資格、対応業種、専任・兼任、配置開始日を確認します。さらに、足場、防水、塗装の各工種責任者と作業区画を施工体制図へ反映します。

工事開始後は、中間検査、是正、足場解体前検査の記録へ検査者と役割を記載し、担当者変更届、引継ぎ記録、資格確認結果を同じ案件番号で完成図書へ保存します。

 

大規模修繕の資格に関するよくある質問

大規模修繕にはどの資格が必要ですか

一つの資格では決まりません。建設業許可、主任技術者・監理技術者、現場代理人、工種別作業主任者、技能講習・特別教育を工事条件に合わせて確認します。

大規模修繕会社には建設業許可が必要ですか

軽微な建設工事のみを請け負う場合を除き、建設業許可が必要です。契約金額と実際の工事業種を確認します。

一般建設業と特定建設業は何が違いますか

主に元請が締結する下請契約の総額等から確認します。元請契約額だけでは判断できません。

主任技術者と監理技術者の違いは何ですか

どちらも施工技術上の管理を担いますが、元請が一定額以上の下請契約を締結する場合は監理技術者の配置が関係します。

1級建築施工管理技士は大規模修繕に必要ですか

工事業種、金額、施工体制によって異なります。資格種目、等級、主任技術者・監理技術者としての配置を確認します。

現場代理人には国家資格が必要ですか

現場代理人は契約上の役職です。肩書だけで国家資格者とは判断せず、主任技術者等との兼任と保有資格を別に確認します。

現場代理人と監理技術者は兼任できますか

契約条件と法令上の配置要件を満たす場合に兼任することがあります。権限、専任・兼任、不在時対応を確認します。

足場作業員全員に作業主任者資格が必要ですか

作業主任者は対象作業を指揮するために選任される者です。作業者には別途、作業内容に応じた特別教育等を確認します。

外壁塗装には有機溶剤作業主任者が必要ですか

すべての外壁塗装で一律に必要とは限りません。SDS、材料、作業場所、換気等から判断します。

大規模修繕でも石綿事前調査者が必要ですか

建築物の改修対象部分は、工事前に石綿含有の有無を調査します。調査者要件、対象建材、報告・保存を確認します。

高所作業車にはどの講習が必要ですか

作業床の高さが10m以上の場合は技能講習、10m未満の場合は特別教育を確認します。

フルハーネス特別教育は全作業員に必要ですか

高さ2m以上で作業床を設けることが困難な場所において、フルハーネス型を用いる作業が対象です。作業条件を個別に確認します。

民間資格やメーカー認定も確認すべきですか

専門性や工法への対応を確認する資料になります。ただし、建設業許可や法定配置者の代替にはなりません。

資格者が工事途中で交代した場合はどうしますか

後任者の資格、配置条件、工事区画、未完了工程、検査、是正、住民対応の引継ぎを記録します。

資格があれば施工品質は保証されますか

資格は技術者や作業者の要件を確認する資料ですが、工事品質そのものを保証するものではありません。施工計画、検査、是正、写真、保証を併せて確認します。

 

まとめ|資格名ではなく許可・役割・工種・配置を照合する

  1. 会社の建設業許可と個人資格を分ける
  2. 建設業許可の業種・期限を確認する
  3. 一般建設業・特定建設業の区分を確認する
  4. 主任技術者・監理技術者の配置を確認する
  5. 専任・兼任の条件を確認する
  6. 施工管理技士の等級・種別・対応工種を確認する
  7. 現場代理人との役割を分ける
  8. 足場作業主任者を作業日・区画別に確認する
  9. 有機溶剤・石綿等を作業条件から確認する
  10. 高所作業車・フルハーネス等の教育を確認する
  11. 民間資格を法定資格と混同しない
  12. 見積時と着工時の担当者を照合する
  13. 担当者変更時の資格・引継ぎを確認する
  14. 資格者と検査・写真記録を結び付ける
  15. 資格・配置・検査を台帳と完成図書へ残す

大規模修繕の資格確認で重要なのは、資格者数や資格証の写しを集めることではありません。

会社の許可、担当者の資格と役割、実際の工種・区画、配置された期間、検査への関与を同じ台帳で確認します。

 

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