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大規模修繕のタイル補修|浮き・剥離・張り替え・補修数量の確認

工事項目・診断・配管 2026.07.22 (Wed) 更新

大規模修繕のタイル補修|浮き・剥離・張り替え・補修数量の確認

 

今回は

『大規模修繕のタイル補修|浮き・剥離・張り替え・補修数量の確認』

をご紹介させて頂きます!

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大規模修繕の外壁タイル補修では、目視、打診、赤外線調査などによって、浮き、剥離、割れ、欠損等の異常候補を確認します。

ただし、打診で反応が確認された箇所を、すべて同じ方法で補修するわけではありません。タイルと張付け層の間、張付け層と下地の間、下地モルタルと躯体の間など、浮きが生じている位置によって検討する工法が変わります。

契約時の補修数量は、地上調査や図面に基づく想定数量となる場合があります。仮設足場の設置後に外壁へ近接して調査すると、補修位置や数量、工法が更新されることがあります。

張り替えを行う場合は、既存タイルとの寸法、厚み、色、艶、表面模様も確認します。施工後は足場解体前に補修位置、仕上がり、未施工、是正内容を照合します。

最初に確認する結論

外壁タイル補修は、打診で反応があった場所を一律に張り替える工事ではありません。タイル表面、張付け層、下地モルタル等のどの位置で浮きや剥離が生じているか、範囲、ひび割れ、周辺部、落下した場合の影響等を確認して補修方法を決めます。

タイルの状態と浮きの位置を確認します。打診反応と補修数量は同じではありません。

ワンリニューアルでは、外壁全面を対象とする大規模修繕には仮設足場を原則としています。タイル全面へ近接し、打診、マーキング、撤去、下地確認、補修、養生、検査、是正を同じ位置で繰り返すためです。

 

大規模修繕のタイル補修とは

外壁タイルの状態を調査して補修範囲を決める

外壁タイル補修では、外観だけでなく、打診反応、周辺タイル、目地、張付け層、下地等を確認し、補修位置と工法を決めます。

安全性・止水性・美観を分けて判断する

剥離や欠損への対応、ひび割れや漏水痕への対応、色差や汚れへの対応では、工事目的と優先順位が異なります。

タイルだけでなく張付け層・下地も確認する

表面のタイルを交換するだけでは補修範囲が成立しない場合があります。撤去後に下地の浮き、欠損、ひび割れ、錆汁等を確認します。

調査・施工・検査を一つの工程として管理する

調査時のマーキング、補修位置図、施工写真、完成検査を同じ位置番号でつなぎます。

 

外壁タイルで確認する7つの状態

1.浮きタイルや下地の一部が接着面から離れている状態を確認します。
2.剥離・剥落タイルや下地が離れている範囲と周辺部を確認します。
3.割れ・欠損タイル単体の損傷か、下地の動きを伴うかを確認します。
4.ひび割れタイル、目地、下地、躯体のどこに連続しているかを確認します。
5.白華・錆汁・漏水痕水分経路、金物、下地、周辺目地を確認します。
6.目地の劣化欠損、ひび割れ、深さ、タイル端部を確認します。
7.色差・汚れ安全性や止水性とは分け、美観上の優先順位を整理します。

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状態主な確認内容工事判断への影響
浮き範囲、発生位置、下地、周辺部補修方法・数量
剥離・剥落欠損範囲、周辺タイルの状態優先確認・補修範囲
割れ・欠損原因、下地、隣接タイル張り替え等の検討
ひび割れタイル単体か下地由来か下地補修との一体判断
白華・錆汁水分経路、金物、下地関連箇所の調査
目地劣化欠損、ひび割れ、深さ目地補修
美観上の問題色差、汚れ、過去の補修優先順位・合意形成

 

タイルの浮きとは

外観だけでは分からない場合がある

タイル表面に割れや欠損がなくても、接着層や下地との間に浮きが生じている場合があります。

打診音の違いから異常候補を確認する

打診では、健全部と異なる反応音を確認し、立面図や外壁面へ位置を記録します。音の違いだけで浮きの層や補修方法まで管理組合が判定するものではありません。

浮きの位置により補修方法が変わる

外壁タイル
張付け材・張付けモルタル
下地モルタル等
コンクリート躯体

浮きは、タイルと張付け材の間、張付け材と下地の間、下地と躯体の間、複数層にまたがる場合に分けて確認します。

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浮きの位置確認すること工法検討への影響
タイルと張付け層の間タイルの状態、範囲、周辺部張り替え等を検討
張付け層と下地の間張付け層、下地、浮きの広がり注入・張り替え等を比較
下地と躯体の間下地の厚さ、ひび割れ、欠損下地補修を含めて検討
複数層の浮き撤去範囲、周辺部、補修順序複数工法の組み合わせを検討

一枚だけの反応か、複数枚へ連続する面状の反応か、ひび割れや欠損を伴うかも確認します。歩行者動線や出入口等へ影響する位置は、優先して状態を確認します。

 

目視・打診・赤外線・ドローンの役割

調査方法にはそれぞれ役割があります。赤外線調査やドローン撮影の結果だけで、大規模修繕の実施工数量が確定するとは限りません。

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調査方法主な役割直接接触補修数量への使い方
目視剥離、欠損、ひび割れ、白華等を確認なし異常候補と重点箇所を整理
打診反応音の違いを確認あり近接した位置・範囲を記録
赤外線表面温度分布から異常候補を抽出なし追加確認箇所を整理
ドローン可視撮影高所の外観と位置を記録なし立面図・近接調査計画へ反映
足場上近接調査状態、範囲、下地、周辺部を確認あり補修位置・工法・数量を更新

大規模修繕前の建物調査と外壁タイル診断ドローン外壁調査と仮設足場上の近接確認も参照してください。

 

調査数量と補修数量は同じではない

打診反応と補修数量は同じではありません。調査で抽出した異常候補を足場上で再確認し、補修対象、工法、数量を整理します。

事前調査・異常候補
契約時の想定数量
仮設足場設置・近接打診
足場上調査後数量
施工・撤去後の下地確認
実施工確定数量

撤去後に下地の欠損やひび割れが判明し、補修範囲が広がる場合があります。一方、再確認によって補修不要または経過観察となり、数量が減少する場合もあります。

契約時の想定数量と実施工数量を分けます。数量増加だけでなく減少も記録します。

打診調査と補修数量を見積へ反映する方法も参考にしてください。

 

張り替え・注入等は状態に応じて検討する

1 タイル張り替え 既存タイルを撤去し、下地を確認して補修用タイルを施工します。
2 樹脂注入・ピンニング等 浮きの位置、範囲、下地、採用仕様を確認して検討します。
3 下地補修後の張り替え 脆弱部、欠損、ひび割れ等を補修してからタイルを施工します。
4 ひび割れ補修と一体施工 タイル表面だけでなく、下地や躯体側の状態を確認します。
5 目地・周辺部補修 タイル目地、シーリング、金物等との取り合いを補修します。
6 今回対象外・経過観察 対象外理由、写真、次回確認時期を記録します。

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補修区分主な作業検討する状態確認事項
タイル張り替え撤去、下地確認、タイル施工割れ、欠損、撤去が必要な浮き等周辺部、下地、補修タイル
注入・ピンニング等穿孔、清掃、注入、固定等採用仕様に適合する浮き浮きの位置、範囲、材料、施工記録
下地補修後の張り替え下地撤去・補修後にタイル施工下地の浮き、欠損、ひび割れ等撤去範囲、養生、下地の状態
周辺部補修目地、シーリング、金物等を補修取り合い部分の劣化関連工種、施工順序、保証区分

注入位置、本数、間隔、材料量等は、採用仕様、設計図書、施工計画書、メーカー仕様等を確認します。

 

下地補修後にタイルを張り替える場合

下地モルタル等の浮き・欠損

タイル撤去後に、張付け層や下地モルタルの浮き、欠損、脆弱部を確認します。

躯体ひび割れ

ひび割れがタイル表面だけでなく下地や躯体へ続いている場合は、ひび割れ補修との施工順序を整理します。

鉄筋露出・錆汁等

錆汁や下地の欠損が確認された場合は、タイル工事だけに限定せず、下地補修範囲を確認します。

下地補修材の養生

補修材の施工条件と養生期間を確認し、タイル施工へ引き渡す時期を工程表へ反映します。

タイルだけを交換しても、下地側の不具合が残る場合は補修範囲が成立しにくいため、撤去後の写真と確認結果を残します。

 

補修用タイルの色・寸法・質感を確認する

補修タイルの寸法・色・質感を確認します。既存の予備タイル、メーカー、品番、製造時期、寸法、厚み、裏面形状を確認します。

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確認項目確認する内容承認方法
予備タイル保管数量、状態、品番、使用可能性現物・保管記録
寸法・厚み縦横寸法、厚み、裏面形状実測・メーカー資料
色・色幅単色か色幅がある製品か複数枚の見本板
艶・表面模様艶、凹凸、面状、目地との見え方近距離と通常閲覧距離
廃番時の代替品近似品、特注、既存品の再利用可否試験張り・管理組合確認

新品同士では近く見えても、既存タイルの汚れ、退色、焼成差等によって補修後に色差が見える場合があります。近距離写真だけでなく、地上や通常の閲覧距離からも見本を確認します。

 

見積書でタイル補修数量を確認する

張り替え、注入・ピンニング等、下地補修、ひび割れ補修、目地補修を分けます。工法の異なる項目を同じ単位や単価だけで比較しません。

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見積項目工法・単位数量・単価含む作業対象外
タイル張り替え枚・㎡等想定数量、増減単価撤去、下地確認、張付け、目地広範囲の下地補修等
注入・ピンニング等箇所・本・㎡等採用仕様に応じた数量穿孔、清掃、材料、仕上げ仕様外の下地状態等
下地補修㎡・箇所等想定数量、実数清算条件脆弱部撤去、補修、養生躯体側の追加工事等
補修用タイル枚・箱・ロット等材料数量、予備数量見本、運搬、保管特注型・追加製作等
調査・完成検査面・㎡・一式等対象範囲を明示打診、位置図、写真、再確認足場解体後の再調査等

大規模修繕費用が高くなる理由と見積の見直し方も参照してください。

 

実数清算の承認ルールを決める

タイル補修の数量変更は、張り替え枚数や注入箇所数の合計だけで承認しません。

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数量段階確認する内容承認資料
契約時想定数量図面、地上調査、過去記録を基に設定見積数量表・単価表
足場上調査後数量面、階、位置番号、状態、予定工法位置図・打診図・写真
施工中の変更数量撤去後の下地、周辺範囲、工法変更変更理由・写真・金額影響
実施工確定数量施工済み、減少、対象外、是正を区分完成数量表・検査記録

足場上調査後に数量を更新する場合があります。建物面、階、タイル位置番号、劣化状態、補修方法、数量、写真、変更理由、金額への影響を添付します。

実数清算・追加工事・数量増減の承認ルールも確認してください。

 

ワンリニューアル独自|タイル位置と仮設足場を対応させる

外壁タイル補修を、打診担当者、補修作業員、検査担当者がそれぞれ異なる位置表現で管理すると、補修数量と施工箇所が一致しにくくなります。

建物面、階、足場通り、タイル位置番号を共通化し、調査から保証まで同じ座標を使用します。

立面図・建物面・階
足場通り・作業区画
打診マーキング・位置番号
補修工法・施工写真
完成検査・是正
保証・1年点検

位置番号例は「南面-05階-足場3通り-T0142」または「東面-03階-バルコニー列B-T0068」とします。

  • 立面図を建物面・階・足場通りに分ける
  • 打診マーキングへ位置番号を付ける
  • 張り替え・注入等の工法記号を分ける
  • 契約数量・調査後数量・実施工数量を対応させる
  • 補修位置図と写真を対応させます
  • 足場解体前に未施工・是正を確認します

タイル補修位置・工法・数量を整理します

立面図、タイル割付図、建物調査報告書、打診結果、赤外線・ドローン画像、見積書から、位置番号と補修区分を整理します。

足場設置後に数量が更新された場合は、契約数量、調査後数量、実施工数量、変更理由を同じ位置図で照合します。

 

全面的な大規模修繕では仮設足場を原則とする

ワンリニューアルでは、外壁全面の打診、張り替え、下地補修、養生、検査、是正を伴う大規模修繕には、仮設足場を原則としています。

外壁全面への近接同じ条件で打診と周辺確認を進めやすくなります。
連続したマーキング建物面、階、足場通りごとに位置を記録できます。
撤去・下地確認撤去後の下地を近接して確認できます。
材料・工具の配置補修工法に応じた材料と工具を作業床へ配置できます。
検査担当者の再接近施工箇所へ戻り、完成確認と是正後確認を行えます。
足場解体前の確認高所部の未施工、残工事、是正を現地で照合できます。

ドローン、赤外線、ロープアクセス等は、異常候補の抽出や限定作業を補完する場合があります。高所へ到達できることと、全面的なタイル補修の施工・数量・検査を一体管理できることは分けて確認します。

足場計画とタイル補修・検査・是正の工程調整も参照してください。

 

タイル補修の施工工程

仮設足場設置・外壁近接調査
打診・マーキング・位置図作成
補修工法・調査後数量の確認
管理組合等の承認・材料確認
試験施工・見本確認
撤去・下地確認・下地補修
張り替え・注入等・養生
自主検査・元請等の確認
是正・再確認・数量確定
足場解体前確認・保証整理

実際の工程順序は、補修工法、外壁仕様、シーリング、洗浄、塗装等との関係によって異なるため、施工計画書と工程表で確認します。

 

施工中に残す写真

写真だけを保存し、撮影場所を特定できない状態にしないよう、建物面、階、位置番号、工法、撮影日を対応させます。

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工法・工程主な写真位置情報
張り替え施工前、マーキング、撤去中、撤去後、下地、張付け、目地、完成面・階・位置番号
下地補修脆弱部、撤去範囲、補修材、養生後タイル位置と補修範囲
注入・ピンニング等施工前、穿孔、清掃、材料、注入等、仕上げ、完成工法記号・施工箇所
完成検査・是正検査結果、指摘箇所、是正前、是正後検査番号・是正番号

 

完成検査と足場解体前の確認

仮設足場上で施工・検査・是正を行います。完成検査では、補修位置図と現地を照合し、未施工箇所や是正後の状態を確認します。

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検査項目確認内容記録
施工位置・数量位置番号、工法、施工済み数量、対象外位置図・確定数量表
張り替え部欠け、割れ、目地幅、通り、段差完成写真・検査結果
注入等の補修部施工位置、採用仕様、施工記録、仕上げ施工記録・材料記録
周辺部・下地周辺タイル、下地補修、ひび割れとの取り合い補修前後写真
外観・色差見本との関係、通常閲覧距離からの見え方外観確認記録
未施工・是正残工事、指摘箇所、是正後の再確認是正一覧・再検査記録

契約仕様により接着強度試験や施工確認試験等を行う場合は、対象箇所、試験方法、判定基準、試験後の復旧を事前に確認します。

  • 高所部の未施工・残工事を確認した
  • 調査後数量と実施工数量を照合した
  • 是正箇所の再確認が完了した
  • 補修タイルの色差を通常閲覧距離から確認した
  • シーリング・塗装との取り合いを確認した
  • 施工写真と検査記録を位置図へ登録した
  • 保証対象と既存未補修箇所を分けます

 

保証と1年点検で確認すること

保証では、「補修した外壁面全体」が対象なのか、「実際に補修した位置」が対象なのかを確認します。

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区分確認する内容引継ぎ資料
保証対象箇所位置番号、採用工法、下地補修の範囲保証対象位置図
材料・施工会社使用材料、施工会社、保証開始日材料記録・保証書
既存未補修箇所経過観察、対象外理由、既存状態対象外一覧・写真
色差・美観事前承認した見本と確認方法見本確認記録
1年点検補修位置、外観、是正履歴、経過観察箇所位置図・施工前後写真

大規模修繕の工事保証・免責事項の確認大規模修繕の1年点検と足場解体前記録の照合も参照してください。

 

ワンリニューアル独自|外壁タイル補修台帳

ワンリニューアルでは、タイル補修を「張り替え○枚」「注入○箇所」という合計数量だけで完了させません。どの面・階・足場区画のどのタイルを、どの状態・工法で補修し、誰が検査したかを位置番号で残します。

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位置番号・区画状態・調査結果数量・補修工法施工・検査記録保証・点検
南面-05階-3通り-T0142タイル周辺の浮きと下地を確認想定4枚・調査後5枚・張り替え撤去後、下地、張付け、完成写真補修位置を保証対象へ登録
東面-03階-列B-T0068面状の反応範囲を近接確認採用仕様に基づく注入等穿孔、材料、施工、検査記録1年点検で位置図と照合
北面-02階-1通り-T0024割れと下地ひび割れを確認下地補修後に張り替え下地補修前後、完成、是正記録下地を含む保証範囲を確認

上表は台帳の記入例であり、実在する建物の補修数量や施工結果を示すものではありません。実案件では、調査結果、補修工法、写真、検査結果を確認して登録します。

 

ワンリニューアル独自の匿名事例モデル

以下は、外壁タイル補修台帳の使用方法を説明する匿名モデルです。実在する建物の補修数量や費用を示すものではありません。

事前調査では、目視と地上から確認できる範囲の打診等を基に契約時の想定数量を設定しました。仮設足場設置後に外壁全面へ近接したところ、過去の部分補修周辺やバルコニー袖壁等で追加確認箇所が見つかりました。

足場上調査では、建物面、階、足場通りごとに位置番号を付け、張り替え候補、注入等の候補、下地補修を伴う箇所、経過観察箇所を分けました。

タイル撤去後に下地の状態が判明した箇所では、当初の張り替えだけではなく下地補修を追加しました。一方、再打診と周辺確認によって補修対象から除外した箇所も減少数量として記録しました。

補修用タイルは、寸法、厚み、色幅、艶を見本板で確認し、施工前、撤去後、下地、補修中、完成、是正後の写真を位置番号へ登録しました。

足場解体前には、調査後数量、実施工数量、未施工、是正、色差、保証対象を台帳と現地で照合し、1年点検へ引き継ぐ資料を作成しました。

 

大規模修繕のタイル補修に関するよくある質問

タイルの浮きとは何ですか

タイル、張付け層、下地等の一部が接着面から離れている状態です。発生している層や範囲を確認します。

浮いたタイルはすべて張り替えますか

浮きの位置、範囲、下地、ひび割れ、周辺部等を確認し、張り替え・注入等を状態に応じて検討します。

打診調査だけで補修数量は決まりますか

打診結果は補修位置を検討する資料の一つです。足場上で状態や周辺部を確認し、施工中に判明した下地も反映します。

赤外線やドローンだけで調査できますか

異常候補や高所の外観を確認する方法として利用されます。大規模修繕の補修工法と実施工数量は、近接確認等を含めて整理します。

樹脂注入と張り替えは何が違いますか

張り替えは既存タイルを撤去して下地を確認し、新しいタイルを施工します。注入等は採用仕様に基づき、浮きの位置や範囲を確認して検討します。

足場設置後に数量が増えることはありますか

地上から確認しにくかった範囲や撤去後の下地が判明し、数量が増える場合があります。再確認によって減少する場合もあります。

同じ色のタイルを用意できますか

既存タイルが廃番の場合や経年変化がある場合は、色差が見えることがあります。寸法、色幅、艶、表面模様を見本で確認します。

補修後に色が違って見える場合はありますか

新品と既存タイルでは、汚れ、退色、焼成差等によって見え方が異なる場合があります。通常の閲覧距離からも確認します。

タイル補修後はどのように検査しますか

補修位置、数量、欠け、割れ、目地、段差、周辺部、外観、施工記録、是正後の状態を確認します。

補修したタイルには保証がありますか

契約内容によって異なります。補修位置、採用工法、下地補修、材料、施工会社、既存未補修箇所、対象外範囲を確認します。

 

まとめ|タイル位置・工法・数量・検査を一つの台帳で管理する

外壁タイルの状態を、浮き、剥離、割れ、ひび割れ、白華、目地劣化、美観上の問題に分けます。

建物面、階、足場区画、タイル位置番号を設定し、目視、打診、赤外線、ドローン、足場上調査の役割を分けます。

調査で確認した異常候補と、実際の補修数量を区別します。

張り替え・注入等は状態に応じて検討し、下地補修を伴う範囲も確認します。

補修タイルの寸法、厚み、色、艶、表面模様を確認します。

契約時の想定数量、足場上調査後数量、実施工数量を分け、増加と減少の理由を記録します。

補修位置図と施工写真を対応させ、足場解体前に未施工、完成検査、是正、保証対象を確認します。

補修位置、工法、検査結果を1年点検へ引き継ぎます。

ワンリニューアル独自の結論

大規模修繕のタイル補修で重要なのは、浮きの数や工法名だけではありません。どの位置にどの状態があり、どの工法で何箇所施工し、どのように検査・是正したかを、仮設足場上の共通位置番号で管理することです。

外壁タイル補修台帳で調査から1年点検まで管理します

現在ある立面図、タイル割付図、調査報告書、打診結果、見積書、補修位置図から、状態、工法、数量、施工写真、検査を整理します。

全面的な大規模修繕では仮設足場を原則とし、契約時の想定数量と足場上調査後数量、実施工数量を分けて確認します。

工法、材料、検査方法は施工計画書や工事仕様書を確認し、緊急性や法定調査の判断が必要な場合は建築士、行政等へ確認します。

 

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