20戸規模で足場費用が割高になる理由と回避策

『20戸規模で足場費用が割高になる理由と回避策』
をご紹介させて頂きます!
結論
20戸規模の大規模修繕では、足場費用の“比率”が高く見えやすい傾向があります。 それは足場が高いのではなく、固定費の影響を戸数で割り切れない構造にあります。 本記事では、足場費用が割高になる理由を構造的に整理し、理事会・オーナーが説明できる回避策まで落とし込みます。
前提共有
- 相場の断定はしません。物件形状・階数・敷地条件で足場数量は大きく変動します。
- ここで扱うのは「なぜ高く見えるのか」という構造です。
- 20戸は固定費比率が大きく、見積の作り方次第で差が出やすい規模です。
目次
なぜ20戸規模は足場費用が割高に見えるのか
足場は「外壁面積」や「建物外周長」で決まるため、戸数と必ずしも比例しません。 そのため20戸のような小規模物件では、1戸あたりに割り返すと足場比率が高く見えることがあります。
主な理由は次の4つです。
- ① 固定費の影響:搬入・組立・解体・安全対策は戸数が少なくても必要
- ② 外周長の問題:同じ20戸でも横に広い建物は足場数量が増える
- ③ 階数の影響:5階建ては安全対策・養生範囲が増える
- ④ 敷地条件:狭小・高低差・隣接距離で施工難易度が上がる
つまり「戸数が少ないから安いはず」という前提がズレると、 足場比率だけを見て“割高”と判断してしまいやすくなります。
20戸で足場比率が高くなる構造
例えば、総工事費に対する足場費の割合を見た場合、 50戸規模では10〜15%程度に見えるものが、 20戸では20%前後に見えることがあります。
| 比較 | 20戸規模(傾向) | 50戸規模(参考傾向) | 違いが出る理由 |
|---|---|---|---|
| 足場総額 | 数百万円規模 | 1,000万円前後以上 | 外壁面積に比例 |
| 総工事費 | 数千万円規模 | 1億円前後 | 戸数で割ると差が出る |
| 足場比率 | 高く見えやすい | 低く見えやすい | 固定費が分散できない |
重要なのは、足場が“高い”のではなく、 分母(総工事費)が小さいため比率が上がるという構造です。
足場費用が上振れしやすい具体的条件
- L字・コの字型建物(外周が長い)
- 5階建て以上(安全対策増加)
- 敷地が狭い(クレーン搬入不可・人力搬入増)
- 隣地との離隔が小さい(特殊養生)
- 高低差が大きい(段差足場)
20戸規模では、これらの条件が1つでも重なると、 足場単価が相対的に上振れしやすくなります。
回避策① 足場数量を“面積”で比較する
見積比較では、「一式」ではなく 足場面積(㎡)と 外周長(m)を確認することが重要です。
20戸では特に、数量が曖昧な見積ほど比較が難しくなり、 不利な契約につながるリスクがあります。
回避策② 工程と足場を一体で考える
足場は外壁・塗装・防水の工程と密接に関係します。 工程が長引けば、足場期間も延び、コストが増えます。
そのため、 足場計画と工程設計を同時に最適化すること が20戸規模では特に重要です。
回避策③ 足場会社母体の強みを活かす
・足場会社を母体としているため、 敷地条件に合わせた足場最適化が可能
・外壁・塗装・防水を一貫管理し、 工程ロスと二重管理コストを抑制
・町田・相模原エリアの敷地特性を前提に設計
判断軸まとめ(20戸で足場が高いと言われたら)
- 足場面積は適正か
- 外周長と階数の影響を加味しているか
- 敷地条件は考慮されているか
- 工程設計と整合しているか
- 数量で説明できる見積か
20戸では「高いか安いか」よりも、 構造的に妥当かどうかを判断基準にすると迷いにくくなります。
まとめ|20戸規模の足場費は“割高”ではなく“構造”で理解する
- 20戸は固定費の影響で足場比率が高く見えやすい
- 階数・外周長・敷地条件が価格を左右する
- 数量ベースで比較することが回避策
- 工程と一体設計することで上振れを抑えられる
次回は30戸規模での階数別費用差を整理します。
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