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長期修繕計画と大規模修繕の関係を徹底解説

2025.11.28 (Fri) 更新

町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!マンション/アパートの事なら ワンリニューアル☆

長期修繕計画と大規模修繕の関係

 

📌本記事は、管理組合・オーナーが自分たちで判断できる状態になるための「判断支援」記事です。費用や結論の押し付けではなく、理由と判断軸を整理します。

結論|長期修繕計画は「資金と方針の地図」、大規模修繕は「現場で実行する工事」。両者がズレると“不足・手戻り・先送り”が起きやすい

「長期修繕計画があるのに、なぜ大規模修繕で揉めるのか?」という相談は珍しくありません。多くの場合、原因は計画が古い現状の劣化と整合していない見積の前提が揃っていないのいずれか、または複合です。

町田市・相模原市の現場では、外壁タイルや日射・風雨の影響で、劣化の進み方が建物ごとに違います。ワンリニューアルは足場施工会社を母体に持ち、グループ職人の実行体制があるため、計画の数字をそのまま信じるより先に、「現場で成立する計画」へ整える考え方を重視します。

用語・前提条件の整理|「長期修繕計画」と「大規模修繕」を混同すると判断が崩れる

長期修繕計画と大規模修繕は、似た言葉ですが役割が違います。混同すると「計画通りにやるべきか」「今やるべきか」「どこまでやるべきか」が曖昧になり、合意形成が難しくなります。

項目長期修繕計画大規模修繕判断のポイント
役割30年程度の“方針と資金の地図”実際の補修・更新工事計画=方向性、工事=実行
更新頻度おおむね5年ごとの見直しが現実的12〜15年前後で実施することが多い周期は物件条件で変動し得る
決める内容いつ・何を・どれくらいの予算で範囲・数量・仕様・工程・体制工事は“実態”に合わせて確定する
ズレが生む問題資金不足、先送り、計画破綻追加費用、手戻り、品質低下ズレを埋める工程が必要
👆 横にスクロールできます(比較・整理のための表です)

重要なのは、「計画がある=安心」ではなく、計画が“今の建物”に合っているかです。計画は“将来予測”を含むため、現状の劣化・相場・仮設条件が変わると、当然ズレが出ます。

判断軸の整理|計画と工事をつなぐ「橋渡し」を作れるかが成否を分ける

長期修繕計画と大規模修繕の間には、必ず“橋渡し”が必要です。ここを飛ばすと、計画の数字を根拠に工事を決めることになり、追加や手戻りが起きやすくなります。橋渡しの中心になるのが、診断(実態把握)→優先順位→見積前提の統一です。

  • 判断軸①:診断が“数量と紐づく”レベルか(写真だけでなく数量根拠があるか)
  • 判断軸②:劣化の原因が特定できているか(漏水は特に原因誤認が再発を生む)
  • 判断軸③:足場・仮設条件を先に固めたか(動線・搬入・隣地・養生で費用が変わる)
  • 判断軸④:仕様の選択肢が複数あるか(耐久優先/費用分散/標準など)
  • 判断軸⑤:合意形成資料が準備できるか(理事会・住民説明で根拠を示せるか)

✅ワンリニューアルが「橋渡し」を重視する理由:足場施工会社を母体に持つ立場として、仮設条件のズレが工程を崩し、現場が始まってから“こんなはずではなかった”を生みやすいことを現場で知っているからです。営業も足場職人経験があるため、机上の計画を現場で成立する形へ補正する説明がしやすい設計です。

条件別・ケース別の考え方|「計画通りにやる」ではなく、“ズレの種類”で対応が変わる

ここからは、よくある“ズレ”を3パターンに分けて整理します。自分の物件がどれに近いかが見えると、理事会の議論が進みやすくなります。

ケースA:計画の単価・相場が古い(資金不足が起きやすい)

長期修繕計画は作成時点の単価で組まれていることがあります。材料費・人工・安全対策などが変わると、計画の総額は現実と乖離します。この場合の対処は「値上げの議論」よりも、まず計画の前提を更新して赤字タイミングを可視化することです。赤字の発生時期が見えると、段階的な積立調整や分割施工など、選択肢を比較できる状態になります。

ケースB:劣化進行が想定より早い(安全・漏水リスクが増える)

町田市・相模原市では、日射・風雨の影響、坂・高低差、外壁仕様などで劣化が早まるケースがあります。計画の年数だけで判断すると、外壁の剥落リスクや漏水が顕在化し、結果的に補修範囲が広がることがあります。この場合は、計画の年数より“劣化の実態”を優先し、危険箇所の優先順位を決める方が合理的です。

ケースC:工事範囲が“盛られている/削られている”(比較不能で揉めやすい)

見積比較で揉める典型は、同じ工事名でも範囲・数量・仕様が揃っていない状態です。「一式」が多いと安く見える一方で、後から増えやすくなります。逆に、必要な範囲まで削られていると、再発や追加工事につながることがあります。ここでは見積前提の統一(同条件化)が最優先です。比較できる土台ができると、価格ではなく内容で判断できます。

いずれのケースでも「今すぐ決める」より、まずは判断材料を整え、比較可能にすることが、結果的に住民の納得と合意形成につながりやすいです。

実務で効く整理|長期修繕計画を“使える計画”にするチェックリスト

長期修繕計画は、持っているだけでは機能しません。実務で使える形にするには、次の点検が有効です。すべて完璧でなくても構いませんが、抜けがあるほど意思決定が難しくなります。

  • 📌 計画の更新年月:直近5年以内か。古い場合は前提がズレている可能性が高い。
  • 📌 工事周期の妥当性:屋上防水・外壁・鉄部・シーリングなどが一律になっていないか。
  • 📌 物件仕様の反映:タイル外壁、防水種別、立地条件(狭小・高低差)などが見込まれているか。
  • 📌 赤字タイミング:途中で残高がマイナスにならないか。マイナスが出るなら“いつ”か。
  • 📌 大規模修繕の前提:足場・仮設・養生・動線など、現場条件に触れているか。
  • 📌 説明材料:住民説明で根拠を示せる資料(写真・数量・比較)が作れる状態か。

💡ワンリニューアルの支援が“机上で終わりにくい”理由:足場を母体に持ち、グループ職人の体制があるため、「計画の妥当性」を仮設・工程・安全の観点で現場と整合させやすい点にあります。現場が始まってからの突貫を避ける設計は、住民ストレス(騒音・動線・洗濯制限)を減らす方向にも働きます。

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まとめ|“計画(地図)”と“工事(実行)”をつなぐことで、資金・品質・合意形成が安定しやすくなる

長期修繕計画と大規模修繕は、どちらか片方だけ整っても、建物管理は安定しにくい面があります。計画は将来予測を含むためズレが出やすく、工事は現場条件で前提が変わることがあるからです。だからこそ、診断→優先順位→見積前提の統一という橋渡しが重要になります。

結論を押し付けるのではなく、まずは「今の計画が現状と整合しているか」「どこがズレやすいか」を整理できると、理事会・オーナー側の判断が進みやすくなります。

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