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マンション大規模修繕工事の全工程|仮設から完了までの流れと監理体制を解説

2025.10.21 (Tue) 更新
町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!
マンション/アパートの事なら
ワンリニューアル☆

 

 

 

 

今回は

『仮設から完了までの流れと監理体制を解説

をご紹介させて頂きます!

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マンションの大規模修繕工事は、外壁塗装や防水更新だけでなく、住民生活に影響する大規模プロジェクトです。
そのため、工事内容を理解し、工程の全体像を把握しておくことは、オーナー様・管理組合の双方にとって非常に重要です。

「いつ足場が立つの?」「騒音や臭いはどれくらい続くの?」「監理者は何をしているの?」──こうした疑問を解消するには、大規模修繕の標準工程と管理体制を知ることが第一歩です。
この記事では、仮設から竣工までの流れをわかりやすく解説し、失敗しないための監理体制のチェックポイントを紹介します。

 

大規模修繕工事の全体スケジュール

一般的なマンション(50〜100戸)の修繕工事期間は約3〜5か月
工程は大きく以下の6段階に分かれます。

 

大規模修繕の工程
  • 仮設工事
    ┗足場・仮設設備の設置(2〜3週間)
  • 下地補修工事
    ┗外壁ひび割れ・爆裂部の補修(3〜4週間)
  • 防水工事
    ┗屋上・バルコニー・廊下など(2〜3週間)
  • 塗装工事
    ┗外壁・鉄部・手すり等の塗装(4〜6週間)
  • 仕上げ・点検
    ┗清掃・検査・補修(2週間)
  • 足場解体・竣工引渡し(1〜2週間)

これらを一連で進めるため、工期設定と工程管理が非常に重要です。
また、季節によって施工できない塗料や防水材もあるため、春・秋が最も工事に適したシーズンとされています。

 

仮設足場と安全対策

● 仮設工事とは

大規模修繕の最初の工程が「仮設足場」の設置です。
これは作業員が外壁や屋上で安全に作業するための作業台+安全ネット+昇降階段のセットで、工事全体の基盤となります。

 

● 足場の種類

  • 枠組足場:一般的な鋼管足場。高層マンションに多い
  • 単管足場:小規模建物や部分修繕向け
  • 吊り足場:屋上から吊り下げる方式 外壁全面ではなく部分補修に使用

 

足場費用は建物外周㎡あたり1,000〜1,500円前後が目安。
ここに「仮設電源」「仮設トイレ」「養生シート」などの共通仮設費が加わります。

 

● 安全確保

足場の転落防止柵・防音パネル・安全掲示板の設置は義務化されており、監理者が毎日安全確認を実施します。
ワンリニューアルでは、各工区ごとに安全日誌を作成し、居住者にも見える形で情報を公開しています。

 

下地補修工事の実際

外壁修繕の肝は「下地補修」です。
塗装前に劣化部分を補修しなければ、どんな高級塗料を使ってもすぐに剥がれや浮きが再発します。

主な補修内容
  • クラック(ひび割れ)補修
  • モルタル浮き注入補修
  • タイル剥離張替え
  • 鉄筋爆裂部の処理
  • シーリング打ち替え

 

補修方法はエポキシ樹脂注入やUカットシール充填などがあり、建物状態によって最適な工法を選びます。
補修費は1㎡あたり3,000〜6,000円前後。

監理者は、補修箇所の写真を記録し、施工報告書としてまとめることが求められます。

 

防水・塗装工事の流れ

● 屋上・バルコニーの防水工事

防水層は紫外線や雨水で劣化しやすく、10〜15年で更新が必要です。
主な工法と特徴は以下の通り。

工法 耐用年数 特徴

  • ウレタン塗膜防水 約10〜12年 複雑な形状にも対応、継ぎ目なし
  • シート防水(塩ビ) 約12〜15年 耐候性・施工スピード良好
  • アスファルト防水 約15〜20年 高耐久だが重量がある

 

下地清掃→プライマー塗布→防水層形成→トップコート仕上げの順に行われます。

 

● 外壁・鉄部の塗装工程

塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程が基本。
塗料はシリコン・フッ素・無機塗料などがあり、耐久年数は10〜20年。

重要なのは乾燥時間の確保。
乾燥不十分だと塗膜が膨れやすく、施工不良の原因になります。
監理者は温湿度計で乾燥条件をチェックし、品質を保証します。

 

工事説明会と居住者対応

大規模修繕では、居住者の理解と協力が不可欠です。
そのため、工事開始前に「工事説明会」を開催し、以下の内容を丁寧に説明します。

 

  • 工事期間と時間帯(例:平日8:30〜17:30)
  • 足場設置時の注意点(洗濯・防犯など)
  • 臭気・騒音・ベランダ立入制限
  • 緊急連絡先・工事責任者情報
  • 防犯対策(夜間ライト設置・監視カメラ設置)

 

説明会資料は紙とデジタルの両方で配布し、掲示板・LINE・メールなど複数経路で周知します。

ワンリニューアルでは「居住者対応専門スタッフ」が常駐し、苦情・クレーム対応を即時処理する体制を整えています。

 

監理体制と品質保証

監理体制は、工事の品質を左右する最重要ポイントです。

● 監理者の役割

  • 工程管理:進捗・工期調整
  • 品質管理:仕様・材料・工法確認
  • 安全管理:足場・動線・労働環境
  • 施工写真・報告書の作成

監理者が現場に常駐する「責任施工方式」では、施工会社が監理も一括管理します。
一方、「設計監理方式」では第三者監理者がチェックするため、透明性が高く談合防止にも有効です。

 

● 保証制度

一般的に、大規模修繕には以下の保証が付与されます。

  • 工種 保証期間 内容
  • 外壁塗装 5〜10年 剥離・変色・膨れ
  • 防水工事 10〜15年 雨漏り・膨れ
  • 鉄部塗装 3〜5年 錆発生・剥離

保証書は必ず保管し、次回修繕時の比較資料としても活用します。

 

竣工・完了検査と引渡し

工事完了後、監理者・管理組合・施工会社の三者で「竣工検査」を行います。

● 検査内容

  • 外壁・防水層の仕上がり
  • 塗装むら・気泡・ひび割れ確認
  • 鉄部・共用部の施工状態
  • 清掃・廃材撤去状況
  • 是正工事の指示内容

 

検査後に「竣工図書」「保証書」「施工写真集」が納品され、正式に引き渡しとなります。
この際、次回修繕へのメンテナンス提案をもらっておくと、長期修繕計画に役立ちます。

 

まとめ

大規模修繕工事は、仮設から竣工まで数か月にわたる大規模プロジェクトです。
工程の流れと監理体制を理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな進行が可能になります。

ワンリニューアルでは、全工程を見える化し、居住者・管理組合・オーナー様が安心して進捗を確認できるシステムを導入
安全・品質・満足度を最優先に、建物の価値を長期的に守る修繕をご提案します。

 

 

 

 


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