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足場施工の見積り比較で失敗しないためのチェックポイント

2025.12.04 (Thu) 更新

町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!
マンション/アパートの事なら
ワンリニューアル☆

 

足場施工の見積り比較で失敗しないためのチェックポイント

 

今回は

『足場施工の見積り比較で失敗しないためのチェックポイント』

をご紹介させて頂きます!

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大規模修繕専門店が徹底解説

大規模修繕において最もトラブルが多い工種のひとつが「足場工事」です。 足場の見積りは専門性が高く、知識がないと不当に高い見積りや、逆に“安すぎて危険なケース”を見抜けないこともあります。

特に東京エリアの場合、建物密集や立地条件の厳しさから、 同じ建物でも業者により50〜150万円の差が出ることは珍しくありません。

この記事では、町田市・相模原市を中心に150棟以上の大規模修繕を監理してきた ワンリニューアルが、足場施工の見積り比較で絶対に押さえるべきポイントを徹底解説します。

“どの見積りを選ぶべきか?” “安い方が本当にお得なのか?” そんな疑問を持つオーナー様は、この記事を読むことで正しい判断基準を持てるようになります。


足場の見積りで失敗する3つの典型パターン

ワンリニューアルが相談を受ける中で、足場費用に関するトラブルには一定の傾向があります。 まずは「よくある失敗例」を知りましょう。

① 面積の算出方法が曖昧なまま契約してしまう

足場費用は基本的に、 外周面積(㎡)× 足場単価で算出されます。 しかし、実際には次のようなケースが非常に多いです。

  • 「概算です」としか説明がない
  • 図面を確認していない業者がいる
  • 凹凸部分を含まずに計算している
  • 計算式の根拠が不明

この状態で契約すると、工事中に追加費用が発生するリスクが高まります。

② 極端に安い見積りを選び、品質トラブルにつながる

足場工事は作業員の安全を守る基盤です。 安さを優先しすぎると、以下の問題が発生しやすくなります。

  • 足場の水平が取れていない
  • 不安定な支柱で揺れが大きい
  • 防護シートの張りが弱く、飛散事故につながる
  • 職人が恐怖心を抱き、作業効率が大幅に低下する

足場の質が低い現場は、 塗装・防水など後工程の仕上がりにも悪影響を与えます。

③ 東京特有の「立地条件コスト」を見落としている

東京では、次のような条件によって足場費用が上がるケースが多いです。

  • 隣地との距離が50cm以下で特殊架けが必要
  • 道路占用許可(申請費+ガードマン配置)が必要
  • 搬入ルートの確保が困難
  • 密集地で防護シートの強化が必須

見積り比較時にこれらが含まれていない場合、 後から追加費用として請求されるリスクがあります。


足場の単価相場(1.2倍調整済)|見積り比較の基準はここ!

見積りの妥当性を判断するには、まず単価相場を知ることが重要です。

足場の種類相場(1㎡あたり)特徴
クサビ式足場780〜1,080円低層〜中層マンション向け。最も一般的。
枠組み足場1,080〜1,560円高層マンション・ビルに多い。
吊り足場1,800〜4,200円狭小地・特殊形状に対応。
移動昇降式足場3,000〜6,000円高層部や曲面部に使用。
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一般的な3〜5階建てマンション(外周約2,000〜3,000㎡)では、 足場費用の相場は約240万〜420万円です


見積り比較で必ずチェックすべき6つのポイント

ここからは、見積りを比較する際に絶対に見落としてはいけない項目を解説します。

① 外周面積の算出根拠が明記されているか

「どのように面積を算出したか」が明記されているかは最重要ポイントです。 曖昧な業者ほど追加費用が発生します。

チェック項目
・図面または実測による算出か?
・凹凸部分を含めた計算か?
・計算式が資料に記載されているか?

② 足場の種類・仕様が記載されているか

同じ“足場”でも、工法によって金額は大きく変わります。 クサビ式なのか、枠組みなのか、混合なのかを必ず確認しましょう。

③ 付帯工事が含まれているか

以下の項目が抜けていると、後から追加費用になります。

  • 防護シート
  • 飛散防止ネット
  • 道路占用許可申請
  • 搬入費
  • 撤去費

④ ガードマン費用の有無

道路占用が必要な現場では、 ガードマン2名 × 数日間の費用が発生します。 これが見積りに含まれているか必ず確認しましょう。

⑤ 安全管理・監理体制の詳細

足場の品質は「監理」で決まります。 監理が弱い現場ほど、事故・仕上がり不良が増えます。

  • 国家資格者(足場作業主任者)の巡回頻度
  • 作業記録の写真提出の有無
  • 設置前・設置後の検査方法

⑥ 極端に安い金額になっていないか

足場費用が相場より大幅に安い場合、以下のリスクが高いです。

  • 職人の人数を減らして工期遅延
  • 安全基準を満たしていない
  • 撤去後に建物を傷つける
  • 品質より利益を優先した下請け丸投げ体制

ワンリニューアルの監理現場でも、 「安い見積りで契約し、結局追加費用で相場以上になった」 という相談は非常に多いです。


ワンリニューアルが行う“見積り精度の高さ”が選ばれる理由

ワンリニューアルでは、足場の見積り精度にとくに力を入れています。 その理由は、足場の精度=工事品質の根幹だからです。

ワンリニューアルの強み
・足場専門会社との専属提携で質を維持
・国家資格者による二重チェック体制
・クラウド上で全行程の写真を共有し透明性を確保
・狭小地・変形敷地の特殊施工に強い
・風圧強度を考慮した防護シート管理
・追加費用を発生させない見積り精度

さらに、一般工務店より厳しい独自の安全基準を設定し、 事故ゼロ・クレームゼロの現場づくりを徹底しています。


まとめ|足場の見積りは「安さ」ではなく“根拠”で判断する

足場工事は、大規模修繕の安全性と品質を左右する最重要工種のひとつです。 見積りを比較する際は、必ず次の観点から判断してください。

  • 面積算出の根拠が明確か
  • 付帯費用が漏れていないか
  • 足場の種類が明記されているか
  • 監理体制がしっかりしているか
  • 相場を大きく外れていないか

ワンリニューアルでは、足場計画から監理、安全管理まで一貫して実施し、 オーナー様が安心できる大規模修繕を提供しています。

「この見積りは妥当?」 「安いけれど危なくない?」 そんな疑問があれば、ぜひお問い合わせください。

 


 

 

町田市相模原市の大規模修繕専門店ワンリニューアルでは、
大規模修繕の悩むオーナー様の不安・疑問を専門ショールームで解説しております。

「大規模修繕の費用を抑えたい」と考えられるオーナー様はぜひ一度お問い合わせください!

 

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