2026年の資材価格はどう動く?修繕費への影響を解説
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『2026年の資材価格はどう動く?修繕費への影響を解説 』
をご紹介させて頂きます!
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目次
2026年の資材価格はどう動く?修繕費への影響を解説
マンション・アパートの大規模修繕を検討している管理組合・オーナー様から、ここ数年とても増えているのが、
- 見積り金額が高いのか安いのか判断できない
- ニュースでは「資材高騰」と聞くけれど、いつ落ち着くのか分からない
- 2026年頃に修繕を予定しているが、今のうちに何を準備すればよいか不安
といったお悩みです。
2021年以降、世界的なインフレや円安、物流コストの上昇などの影響で、塗料・防水材・足場鋼材・シーリング材などの価格はじわじわと上がり続けています。
「2026年には値上がりが止まるのか」「まだ上がるのか」は、修繕計画を立てるうえで非常に気になるポイントです。
この記事では、大規模修繕専門店であるワンリニューアルが、
- 2024〜2025年までの資材価格の動き
- 2026年に予想される傾向(上がりそうなもの・落ち着きそうなもの)
- 資材価格が上がっても修繕費をコントロールするための具体策
を、できるだけ分かりやすく整理しました。専門的なニュースは難しい…という方でも、「理事会で説明できるレベル」まで理解していただける内容になっています。
1.2024〜2025年までの資材価格の動き
まずは、「ここ数年で何がどれくらい上がってきたのか」をざっくり押さえておきましょう。細かい指数よりも、工事費にどう効いているかをイメージできることが大切です。
1-1.上昇が続いている主な資材
大規模修繕で特に影響が大きいのは、次のような資材です。
- 塗料(外壁・鉄部用)
原油価格や樹脂原料の高騰により、ここ数年で10〜20%前後の値上げが段階的に行われています。 - シーリング材・防水材
石油由来の材料が多く、塗料と同様に10%前後の上昇が続いています。 - 足場用の鋼材・金物
鉄鋼価格と輸送費の上昇により、足場のリース料や運搬費が高止まりしている状態です。
これらは大規模修繕の中でも特にボリュームの大きい項目で、全体の工事費のうち40〜50%程度を占める場合もあります。そのため、資材価格が数%動いただけでも、見積り全体では数百万円規模の差になることがあります。
| 資材 | 最近の傾向 | 工事費への影響 |
|---|---|---|
| 塗料 | 10〜20%前後の値上げ | 外壁・鉄部塗装の総額が上昇 |
| シーリング・防水材 | 10%前後の上昇 | 屋上・バルコニー・廊下の防水費が増加 |
| 足場鋼材 | 高止まりが継続 | 仮設工事費・運搬費が下がりにくい |
1-2.「人件費」も見逃せないポイント
資材価格と並んで、工事費に大きく影響しているのが職人さんの人件費です。
建設業界は慢性的な人手不足が続いており、若い職人のなり手も減少傾向にあります。その結果、
- 日当ベースのアップ
- 長期工事を確保するための単価調整
- 働き方改革による残業・休日出勤の抑制
などが進み、単純に「安い会社」を探すだけでは対応しきれない状況になりつつあります。
この「資材」と「人件費」の両方がじわじわ上がってきたのが、2024〜2025年までの大きな流れです。
2.2026年の資材価格はどう動きそうか
もちろん、現時点で「何月から値下がりする」と断定することはできません。ただし、過去数年の動きと業界内で共有されている見通しから、おおまかな方向性をつかむことは可能です。
2-1.「急な値上げ」よりも「高止まり」が続くイメージ
2021〜2023年のような短期間での大幅値上げは、一旦落ち着きつつあります。一方で、原材料・物流コスト・人件費はすぐには下がらないため、2026年は、
- 「さらに大きく上がる」というよりは、現在の高めの水準で横ばい〜微増
- 項目によって3〜5%程度の見直しが行われる可能性
といった「高止まり・じわじわ上昇」のイメージが現実的です。
2-2.特に注意したいのは「防水・シーリング」と「足場関連費」
2026年以降も、見積り金額に影響が出やすいのは次の2つです。
- 防水・シーリング工事
材料費+職人の手間が大きく、屋上・バルコニー・共用廊下など広い面積で使用されます。工事を先延ばしすると、劣化が進んで補修量が増え、結果的に割高になるリスクがあります。 - 足場関連費(仮設工事)
鋼材価格+運搬費+設置・解体の人件費がセットになっているため、値下がりしづらい項目です。2026年も、人件費と連動してじわじわと上がる可能性が高いと見られています。
2-3.設備更新は「タイミングの見極め」が重要
近年の大規模修繕では、外壁・防水だけでなく、
- LED照明への更新
- インターホン設備の更新
- 宅配ボックス・防犯カメラの追加
といった設備更新を同時に検討するケースも増えています。
設備機器は半導体や金属部品の価格に左右されるため、「キャンペーン価格だから」といって慌てて決めるよりも、
- 長期修繕計画の中で、どのタイミングで更新するのが合理的か
- 他の工事(電気配線・足場設置など)と一緒に行ったほうがトータルで安くなるか
といった視点で、タイミングを見極めることが大切です。
3.資材価格が上がっても「修繕費」をコントロールする3つの視点
ここからが、管理組合・オーナー様にとって最も重要なポイントです。資材価格そのものを下げることはできませんが、トータルの修繕費をコントロールする方法はしっかり存在します。
3-1.工事時期を決めて、逆算して準備する
よくあるのが、
- 長期修繕計画どおりに進めるつもりが、値上がりニュースに不安になり判断が遅れる
- 「もう少し様子を見よう」と毎年先送りにしているうちに、劣化が進んで補修量が増えてしまう
というケースです。
大切なのは、
- 「おおよそ何年に工事を行うか」を決めておく
- その年に向けて、資金と仕様を逆算して準備する
という考え方です。
2026年に工事を予定しているのであれば、2025年のうちに建物診断・概算見積り・仕様の優先順位付けを済ませておくことで、突然の価格見直しがあっても慌てずに対応できます。
3-2.工事範囲に「優先順位」をつける
資材価格が上がっているからといって、必要な修繕を削りすぎてしまうと、
- 数年後に再度足場を掛けることになり、結果的に割高になる
- 雨漏り・タイル落下などのトラブルが発生し、緊急対応費が増える
といったリスクがあります。
そこでワンリニューアルでは、診断結果をもとに、
- 今回必ず行うべき工事(安全性・劣化防止に直結する部分)
- 次回に回してもよい工事(美観や快適性の改善など)
- 予算に余裕があれば検討する工事(設備更新・デザイン向上など)
という3つのレベルに分けてご提案しています。
こうすることで、「最低限必要な安全性」を確保しつつ、「予算の範囲内で、できるだけ多くの改善効果」を狙うことができます。
3-3.中間マージンを見直して、実質的なコストダウンを図る
資材価格が同じでも、
- 管理会社経由での発注
- ゼネコンや元請けが何社も入る体制
といった場合には、中間マージンが重なり、工事費が大きく膨らむことがあります。
ワンリニューアルは、
- 足場会社を母体としたグループ
- 外壁補修・塗装・防水を自社職人で一貫施工
という体制のため、流通経路をできるだけシンプルにし、中間コストを抑えたご提案が可能です。
4.2026年に大規模修繕を予定している管理組合が今できる7つの準備
資材価格の見通しを踏まえた、具体的なアクションリストをまとめます。チェックリストとして理事会でもそのまま共有していただけます。
- 長期修繕計画の金額が「実勢価格」とどれくらいズレているか確認する
10年前の長期修繕計画は、現在の資材価格と大きくギャップがある可能性があります。まずは現在の相場感で概算を引き直し、「どのくらい上振れしそうか」を把握しておきましょう。 - 建物診断を行い、劣化の「優先度マップ」を作る
タイル・防水・鉄部・シーリングなど、どこにどれだけ劣化が出ているかを把握することで、「今回必須の工事」「次回に回せる工事」の線引きがしやすくなります。 - 修繕積立金と貯蓄額を確認し、必要なら積立金の見直しを検討する
資材・人件費の高止まりを前提に、将来の不足額を早めに把握しておくと、急な一時金徴収などの負担を避けやすくなります。 - 仕様の「グレードアップ」と「コストダウン」のバランスを考える
すべてを最高グレードにする必要はありません。長持ちさせたい部分、見た目を重視したい部分など、優先順位を付けて仕様を選ぶことが重要です。 - 相見積りは、仕様書を揃えたうえで依頼する
バラバラの仕様で見積りを集めると、リンゴとミカンの比較になってしまいます。同じ仕様書をベースに見積りを取ることで、資材価格や諸経費の違いが見えやすくなります。 - 施工会社の「実行予算」と「自社施工体制」を確認する
どこまで自社で施工し、どこから外注なのか。実際に工事にかける費用(実行予算)がどれくらいなのか。これらを確認することで、中間マージンの多さも見えてきます。 - 住民説明会用の資料・イメージ図を早めに準備しておく
資材高騰の話は不安を招きやすいため、図や写真・カラーシミュレーションなどを使い、「なぜこの金額なのか」「どんな効果が得られるのか」を分かりやすく伝えることが大切です。
5.まとめ:資材価格の行方に振り回されないために
- 2026年の資材価格は、大きな値下がりよりも「高止まり〜じわじわ上昇」の可能性が高い
- 特に、防水・シーリング・足場関連費は、人件費と連動して影響が出やすい
- ただし、工事時期・工事範囲・中間マージンの見直しによって、トータルの修繕費はまだコントロールできる
- 2026年に大規模修繕を予定しているなら、2025年のうちに「診断・概算・仕様の優先順位付け」を進めておくことが重要
大切なのは、ニュースの「値上げ情報」に一喜一憂するのではなく、
「自分たちのマンションにとって、今どんな判断をすれば一番メリットが大きいのか」という視点で考えることです。
ワンリニューアルは、町田市・相模原市を拠点に東京・神奈川エリアの大規模修繕を多数手がけてきた専門店として、資材価格の動きも踏まえた現実的な修繕計画づくりをお手伝いします。
2026年頃の工事をご検討中の管理組合・オーナー様は、まずは無料建物診断・無料見積りからお気軽にご相談ください。
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