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予算オーバーを防ぐために|大規模修繕の費用管理メソッド

2025.11.21 (Fri) 更新
町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!
マンション/アパートの事なら
ワンリニューアル☆

 

 

 

 

 

今回は

『予算オーバーを防ぐために|大規模修繕の費用管理メソッド

をご紹介させて頂きます!

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大規模修繕の相談を受けていると、管理組合様から圧倒的に多い悩みが…

「見積りが想定より2,000万以上高かった」
「以前の修繕と比べて金額が上がりすぎている」
「資金不足のまま総会を迎えられない」

特に2024〜2025年は物価高騰の影響もあり、 大規模修繕が予算オーバーになりやすい時代です。

東京都・神奈川県(町田市・相模原市・横浜市・川崎市・大和市・座間市など)でも、 見積りが想定より1.3〜1.5倍になってしまうケースは珍しくありません。

しかし、結論から言えば、 費用管理の正しいメソッドを押さえれば、予算オーバーは確実に防げます。

ワンリニューアルは足場会社を母体とした“一貫施工の専門店”として、 予算管理・工事範囲整理・優先順位の設定など、 数多くの管理組合の「予算問題」を解決してきました。

本記事では、大規模修繕を適正価格で進めるために必要な 費用管理の実践メソッドを徹底解説します。


結論:予算オーバーは「工事項目の整理×数量の適正化×優先順位付け」で防げる

予算オーバーの多くは、“理由が不明な金額”が積み上がって発生します。 防ぐための最重要ポイントは次の3つです。

  • ① 工事範囲(何をやるか/やらないか)
  • ② 数量(必要な量だけに絞る)
  • ③ 優先順位(安全・耐久を最優先)

この3つを明確にするだけで、 見積り金額は数百万〜数千万円レベルで調整可能になります。


1. 「工事範囲」を整理すると予算は大きく下がる

予算オーバーの最大の原因は、 “本来やらなくても良い工事”が含まれていることです。

特に、以下の項目は“削減候補になりやすい代表例”です。

  • 高級塗料の採用(耐久と合っていない)
  • 美観目的の追加塗装
  • タイル部分張替えの過剰数量
  • 防水の仕様過剰(実態と乖離)
  • エントランス装飾系の工事

逆に、優先順位が高く削ってはいけないのは以下です。

  • 外壁タイル補修(落下事故リスク)
  • 屋上・バルコニー防水(雨漏りリスク)
  • シーリング全面打ち替え(建物の目地防水)
  • 鉄部腐食補強(交換費回避)

ワンリニューアルでは、診断段階で 「削っても良い工事」と「絶対に削れない工事」 を仕分けし、予算に合わせた工事範囲を提案します。


2. 外壁タイルの数量精査は“節約効果が最も大きい”

東京都・神奈川県はタイル外壁マンションが多く、 外壁補修費は見積り金額を最も押し上げる項目です。

補修数量 × 単価(1㎡ 1.5〜2万円)が直結するため、

数量が正確かどうかで数百万円の差になります。


【図表①】タイル補修数量の精査で予算をどれだけ削減できるか

補修量費用(2025年相場)削減効果ポイント
200㎡ → 120㎡300〜400万 → 180〜240万約120万減打診+赤外線で過剰補修を排除
150㎡ → 80㎡225〜300万 → 120〜160万約100万減劣化箇所の優先順位整理
300㎡ → 160㎡450〜600万 → 240〜320万約200万減必要箇所のみ補修
👆 横にスクロールできます

ワンリニューアルでは、タイル補修を「最低必要量」に絞り込むため、 打診・ドローン・赤外線の3つを併用して数量を算出しています。 この工程だけで見積り総額が300万〜800万円変わることもあります。


3. 防水工事は「全面更新」か「部分補修」かを正確に判断する

築20年を過ぎたマンションでは、防水層が寿命を迎えていることが多いですが、 実は「全面更新が必要な部分」と「部分補修で済む部分」に分かれていることが多いです。

この判断を誤ると、予算が大幅にオーバーします。


【図表②】防水工事の費用差を生む判断ポイント

工事内容全面更新した場合部分補修の場合差額
屋上防水 250㎡250万〜300万円80万〜120万円最大180万差
バルコニー 500㎡420万〜600万円120万〜200万円最大400万差
共用廊下 200㎡180万〜240万円40万〜70万円最大170万差
👆 横にスクロールできます

ワンリニューアルでは、防水の状態を 目視+打診+排水状況+防水材の状態の4つで判断し、 全面更新が不要な場合は部分補修に落とし込みます。

この判断だけで、予算が数百万円単位で変わることがあります。


4. 鉄部(手すり・階段)の“交換工事”を避ければ予算は大きく下がる

鉄部の腐食が進むと、交換が必要になり費用が跳ね上がります。 交換工事は塗装より4〜6倍高くなるため、 早期対応で交換を回避すれば大きな節約になります。

ワンリニューアルは鉄部診断に強く、 「交換が必要か」「補修で対応可能か」を明確に判断します。


5. 工事会社を“分離発注しない”ことで費用を抑えられる

管理会社 → 元請け → 下請け → 孫請け と会社が増えるほど費用は上がります。

特に足場・外壁・防水を別会社に分けると、 重複管理費が発生し予算オーバーの原因になります。

ワンリニューアルは自社職人での“一貫施工”のため、 中間マージンが発生せず予算が削減できます。


6. 「仕様統一」をしなければ予算は必ず膨らむ

相見積りを取っても、仕様がバラバラだと比較ができません。

・A社:ウレタン防水2層 ・B社:ウレタン防水4層 ・C社:シート防水

こうした状態だと安い見積りに寄ってしまい、 工事中の追加費用が大量に発生します。

ワンリニューアルでは、見積り比較のための 「統一仕様書」を無料で作成し、 工種・数量・材料を完全に揃えた状態で比較するため、 予算の精度が高くなります。


7. 管理組合が今日からできる「予算オーバー防止チェックリスト」

  • 外壁タイルの数量根拠を確認する
  • 防水は全面更新が必要か判断する
  • 鉄部は交換工事を避けられないか検討する
  • 工事会社に“仕様書”を出してもらう
  • 優先順位(安全>防水>外壁>美観)で整理する
  • 中間マージン構造を理解する
  • 追加費用が発生しやすい項目を事前に把握する


まとめ:予算オーバーは「診断精度×数量の適正化×一貫施工」で防げる

  • タイル補修は数量差が最も大きい
  • 防水は全面更新の判断がポイント
  • シーリング数量・仕様も精査必須
  • 鉄部は交換を避けるだけで大幅節約
  • 一貫施工で中間マージンを削減
  • 仕様統一で見積り精度を上げる

ワンリニューアルは、 適正価格での大規模修繕を実現するために、 予算設計・数量精査・仕様整理を一貫してサポートしています。

予算オーバーが不安な管理組合様は、 ぜひ無料建物診断をご相談ください。

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大規模修繕ショールーム外観画像

 

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