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一棟オーナーが実践する「修繕積立金を未来につなげる資金戦略」

2025.10.30 (Thu) 更新
町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!マンション/アパートの事なら ワンリニューアル☆

 

 

 

修繕積立金の資金戦略イメージ

 

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今回は

『一棟オーナーが実践する「修繕積立金を未来につなげる資金戦略」』

をご紹介させて頂きます!

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積立は「負担」ではなく「未来の安心」

建物の維持には、定期的な修繕が欠かせません。
しかし「修繕積立金をどれくらい用意すればいいのか」「本当に足りるのか」と不安を抱くオーナー様は少なくありません。

実は、積立金とは単なる費用ではなく、建物の未来を支える安心の準備金です。
長期的な視点で計画的に積み立てることで、急な修繕費にも慌てることなく対応でき、結果的に資産価値を安定的に維持することができます。

この記事では、一棟オーナーが実践できる「積立金を未来につなげる」ための資金戦略を、わかりやすく解説します。

🔹第1章:修繕積立金の基本とマンション管理組合との違い

● 一棟オーナーの積立は「自己責任型」

分譲マンションでは管理組合が積立金を一括管理しますが、一棟オーナーの場合、すべての修繕資金を自ら計画・管理する必要があります。
この違いが、将来的な「費用不足」や「支出の集中」を招きやすい原因でもあります。

● 建物規模別の積立目安

3階建・20戸規模:月10〜15万円

5階建・50戸規模:月20〜30万円

築20年以上・RC造では特に、外壁・屋上・防水などに備えた積立が重要です。

積立は“支出”ではなく“保全”
長期的に見れば、建物を守る最も効率的な自己投資です。

 

🔹第2章:積立不足が起こる3つの理由

修繕費の上昇を想定していない

物価や資材費の変動を考慮せずに積立額を設定しているケースが多く、
「20年前の基準」のままでは現在の修繕費に追いつきません。

突発的な修繕を計画外に実施してしまう

漏水や機械設備の故障など、急な出費で積立を取り崩すケース。
この場合、次の大規模修繕に必要な原資が不足しやすくなります。

 

長期修繕計画が形だけになっている

「作っただけで更新していない」状態では、現状と乖離してしまいます。
年に一度は点検や更新を行い、“今の建物に合った積立額”を見直すことが大切です。

 

🔹第3章:積立金を未来へつなぐ3つの資金戦略

長期修繕計画を「資金計画」として再設計

修繕のタイミングと費用を把握したうえで、10〜15年先までのキャッシュフローを可視化します。
たとえば、外壁塗装・防水改修・配管更新を「周期・金額・優先順位」で整理することで、
突発的な出費を最小限に抑えられます。

修繕専用口座を設ける

運転資金と修繕積立金を分けることで、資金管理の透明性が向上します。
金融機関によっては「修繕専用預金」や「定期積立プラン」もあり、利息をつけて効率的に運用できます。

融資・リースの活用で資金を流動化

大規模修繕を一括で支払うのではなく、融資・分割・リースを活用する方法もあります。
支払いを数年に分けることで、積立金を取り崩すことなく安定経営を維持できます。

 

 

 

 

 

🔹第4章:節税を意識した支出コントロール

修繕費の中には「経費として計上できる項目」と「資本的支出として減価償却する項目」があります。

項目/会計上の扱い/内容
外壁塗装・防水改修:修繕費(経費)/現状回復・補修目的
エレベーター更新:資本的支出(資産)/性能向上・新設に該当
照明のLED化:修繕費/資本的支出(状況による)/節電目的か性能向上かで判断

節税の観点では、修繕費に該当する工事を優先することでキャッシュフローを改善できます。
ただし、判断が難しい場合は税理士や専門施工会社に相談するのがおすすめです。

 

🔹第5章:補助金・助成制度を組み合わせた積立活用

自治体によっては、長期修繕計画策定や外壁改修、防水工事などに補助金を交付している場合があります。

例:東京都「マンション再生支援事業」

設計監理・耐震・省エネ改修に対して最大500万円の助成。

例:横浜市「修繕支援事業」

劣化診断・工事費用に対し最大300万円支給。

これらを活用すれば、積立金の負担を減らしながら計画的な修繕が実現します。
積立金+補助金+計画的支出=最も効率的な運用モデルです。

 

🔹第6章:成功事例|積立を「守る仕組み」に変えたオーナー様の例

東京都内で20戸規模の賃貸マンションを所有するA様は、
築25年を迎えた段階で「積立が足りない」と感じていました。

そこでワンリニューアルに相談し、

  • 修繕専用口座の設定
  • 10年スパンの修繕・資金計画
  • 省エネ改修による補助金申請

を実施した結果、積立残高を維持したまま約450万円の助成金を受給。
「積立を削る」のではなく「守りながら増やす」仕組みづくりが成功しました。

 

🔹第7章:積立金を“見直す”ことで未来の選択肢が広がる

修繕積立金は、単にお金を貯めるための仕組みではありません。
建物の健康を保ち、入居者の安心を守り、経営を安定させるための「未来への投資」です。

  • 毎年の積立状況をチェック
  • 修繕費の上昇を見据えた見直し
  • 専門家との定期的な相談

この3つを実践することで、“積立不足の不安”を“将来の安心”に変えることができます。

 

🌸 まとめ:積立金が生み出す「安心と成長のサイクル」

長期的に見れば、積立金は建物価値を維持するだけでなく、
オーナー様の経営に「安心と信頼」をもたらす存在です。

  • 修繕費を可視化し、計画的に準備する
  • 節税・補助金を組み合わせて最適化
  • 資金を守りながら建物を育てる

ワンリニューアルでは、こうした積立運用を専門家とともに設計・実行まで伴走支援しています。
積立は「未来の安心」
今日から始める一歩が、5年後・10年後の建物価値を確実に守ります。

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