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大規模修繕の費用相場を徹底解説|㎡単価・工法別の概算目安と見積比較のポイント

2025.10.20 (Mon) 更新
町田市・相模原市のオーナーの皆様、こんにちは!
マンション/アパートの事なら
ワンリニューアル☆

 

 

 

 

今回は

『㎡単価・工法別の概算目安と見積比較のポイント

をご紹介させて頂きます!

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マンションやアパートの資産価値を維持するために欠かせない「大規模修繕工事」。
しかし、実際に検討を始めると「費用はいくらかかるの?」「見積の金額は妥当なの?」という疑問を持つオーナー様や管理組合は少なくありません。

大規模修繕は一般的に数千万円〜数億円規模の工事となるため、相場を把握せずに契約してしまうと、不要な追加費用や仕様の過剰グレードによってコストが膨らむこともあります。
この記事では、「㎡単価」「戸当たり費用」「地域差」「工法・仕様別の違い」など、費用を決定づける要素を分かりやすく整理し、見積比較のポイントまで徹底解説します。

 

大規模修繕の平均費用相場

● 一般的な相場感

  • 中小規模(20〜50戸):1,000〜3,000万円前後
  • 中規模(50〜100戸):3,000〜8,000万円前後
  • 大規模(100戸以上):8,000万円〜1億円超

多くの修繕は「外壁」「屋上防水」「鉄部塗装」「共用部改修」などを含み、1㎡あたり10,000〜18,000円が全国平均の目安です。

 

● 戸当たり単価の目安

戸当たりの費用を算出すると、平均は60〜120万円/戸
例:80戸マンションで総工費6,400万円 → 1戸あたり80万円

● 地域差

都市部(東京・神奈川・大阪):人件費・仮設費が高く、単価も上昇傾向

地方都市(東北・九州):人件費が比較的安く、㎡単価で2,000円程度の差が出ることも

これらを踏まえ、「㎡単価 × 延床面積」+「仮設・共通費」=概算工事費という構造を理解しておくことが大切です。

 

工法・仕様グレード別の費用比較

● 外壁修繕の工法別目安

工法 ㎡単価 特徴

  • シリコン塗装 約10,000〜12,000円 標準的・コスパ良好
  • フッ素塗装 約13,000〜16,000円 耐久性が高く再塗装周期が長い
  • 無機塗装 約15,000〜18,000円 高耐候・高光沢だがコスト高
  • タイル張替え 約25,000〜35,000円 美観重視・高級仕様向け

● 防水工事の工法別目安

工法 ㎡単価 耐用年数

  • ウレタン防水 約6,000〜8,000円 10〜12年
  • シート防水(塩ビ) 約7,000〜10,000円 12〜15年
  • アスファルト防水 約9,000〜12,000円 15〜20年

仕様を選ぶ際は「初期費用」だけでなく「ライフサイクルコスト」を比較することが重要です。
たとえばフッ素塗装は単価が高くても再塗装周期が延び、長期的にはコスト削減になります。

 

 

 

 

見積書の構成を理解する

 

大規模修繕の見積書は大きく以下の構成で成り立っています。

 

  • 直接工事費(材料・施工費)
  • 共通仮設費(足場・仮設トイレ・現場管理など)
  • 現場経費・諸経費(職人交通費・保険・事務費など)
  • 一般管理費・利益(会社の経営経費・利益)

 

一般的に、

 

  • 直接工事費:約60〜70%
  • 仮設費:約15〜20%
  • 管理費・利益:約10〜15%

 

が目安です。

📌 チェックポイント

  • 「一式」表記が多い見積は要注意(数量根拠が不明)
  • 「仮設費」が異常に高い場合、別業者比較を推奨
  • 「仕様グレード」が見積に明記されていない場合、後のトラブル原因に

 

追加費用が発生するケースと防止策

大規模修繕では、契約後に追加費用が発生することがあります。主な原因は以下の通り。

  • 下地の劣化が想定以上(タイル剥離・爆裂・配管腐食)
  • 仕様変更(塗料グレード・工法変更)
  • 施工範囲の拡大(共用部追加、屋上設備など)
  • 住民対応コスト(掲示・仮設動線などの追加対応)

 

🔹 防止策

  • 事前の劣化診断報告書を詳細に確認
  • 契約書に「追加工事は事前承認制」と明記
  • 見積段階で「予備費(約3〜5%)」を計上

 

 

 

 

追加費用を抑えるためには、「見積の段階で不明確な部分をゼロにする」ことが最重要です。

 

見積比較のポイントと注意点

見積比較を行う際は、「金額」ではなく「中身」で判断することが成功の鍵です。

比較チェックリスト

✅ 工事項目が他社と一致しているか
✅ 塗料・防水材のメーカーとグレードが明記されているか
✅ 仮設・管理費が明確に分離されているか
✅ 保証期間・内容が具体的に書かれているか
✅ 工期や作業工程の説明資料が添付されているか

 

また、㎡単価の比較は「同一条件」で行うことが大前提です。
たとえば同じ外壁塗装でも、使用塗料や下地補修の範囲で10〜20%の差が出ることもあります。

信頼できる業者は「単価の根拠」や「積算資料」を提示してくれるため、見積比較では説明力=誠実さの指標にもなります。

 

費用を抑えるための3つのポイント

  • 複数見積の取得
    ┗最低3社は比較。設計監理方式を採用すれば中立性も高まる
  • 仕様グレードの見直し
    ┗「高耐久+メンテナンス周期長め」を意識し、長期コストを最小化
  • 工事時期の工夫
    ┗梅雨・猛暑・年末を避けることで工期短縮・仮設費削減が可能

 

さらに、早めの劣化診断・修繕計画により、劣化が進行する前の予防修繕を行うことが最も費用を抑える方法です。

 

まとめ

大規模修繕の費用は、㎡単価・仕様・地域・業者体制によって大きく変動します。
正確な相場を把握することで、過剰な見積や不透明な契約を避けることができます。
また、「安さ」ではなく「長期コストと品質のバランス」で業者を選ぶことが重要です。

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